この記事でわかること
- プロンプトの書き方の基本と、3社の公式の手引きに共通すること
- 仕事で使えるプロンプトの5つの型と、それぞれの良い例・悪い例
- 業務の指示を、悪い例から良い例へ書き直す手順
- 1回で決めずに足していく、プロンプトの書き方のコツ
- よく使う指示を社内で共有するときの型の作り方と、書き方の限界
プロンプトの書き方の基本|AIは書かれていないことを推測で埋める
プロンプトの書き方の基本は、AIを「仕事の背景を知らない相手」として扱い、判断に要る情報を指示文に書くことです。プロンプトとは、生成AIに渡す指示や質問の文章を指します。
AIは、指示文に書かれていない社内の事情を知りません。書かれていない部分は、学習した一般的な知識から、もっともらしい形で埋めて答えます。
たとえば言葉の意味やよくある文書の形は知っていても、相手との関係・社内の決まり・過去の経緯は知りません。
ファクトボックス|プロンプトの書き方の公式の手引き
項目 | 内容 |
|---|
Anthropic(Claude) | 「Prompting best practices」。具体的に書く・背景を添える・見本を見せる・役割を与える・出力の形を指定するなどを挙げる |
OpenAI(ChatGPT) | 「Prompt engineering」。開発者の指示を、役割と目的・指示・見本・資料の順に分けて書く例を挙げる |
Google(Gemini) | 「Prompt design strategies」。はっきりした指示・制約・回答の形式・見本・背景の追加を挙げる |
出典URL | https://platform.claude.com/docs/en/build-with-claude/prompt-engineering/claude-prompting-best-practices / https://developers.openai.com/api/docs/guides/prompt-engineering / https://ai.google.dev/gemini-api/docs/prompting-strategies |
参照日 | 2026年10月20日 |
免責 | 手引きはモデルの更新に合わせて変わります。使う前に最新の公式の案内をご確認ください |
AnthropicとOpenAIは、AIを同僚にたとえて指示の書き方を説く
Anthropicの手引きは、Claudeを、能力は高いが自社の決まりや仕事の流れを知らない新しい社員のように考えるよう勧めています。OpenAIの手引きも、GPTのモデルを、はっきりした指示を渡すと最もよく働く若手の同僚にたとえています。
Googleの手引きは、背景の情報を指示に足すと、AIが頼みごとの制約や細部を理解しやすくなると書いています。

AIは、指示に書かれていない会社の事情を、学習した一般的な知識からの推測で埋めて答えます。
生成AIのプロンプトの書き方は、相手が違っても大きくは変わらない
生成AIのプロンプトの書き方は、ChatGPT・Claude・Geminiのどれを使う場合も、骨組みは大きく変わりません。3社の手引きは、具体的に書く・背景を渡す・見本を見せる、の3点でそろっています。
指示と材料の区切りも、3社ともXMLのタグや見出しを挙げています。違いが出るのは、開発者の指示の中で長い資料をどこに置くかのような細部です。細部の違いは、後の「コツ」の章で取り上げます。
プロンプトの書き方で最初に決めるのは言い回しではなく、AIが推測で埋めてしまう部分を、どこまで指示文に書くかです。
仕事で使えるプロンプトの5つの型|役割・目的・材料・条件・出力形式
仕事で使えるプロンプトは、役割・目的・材料・条件・出力形式の5つに分けて書くと、書き漏れに気づきやすくなります。5つの分け方は、3社の手引きが挙げる項目を、業務で使いやすい単位にまとめ直した本記事の整理です。
型 | 書くこと | 根拠になる公式の項目(例) |
|---|
1. 役割 | AIにどの立場で答えさせるか | Anthropic「Give Claude a role」・OpenAI「Identity」 |
2. 目的 | 何のために、誰が読むか | Anthropic「Add context」・OpenAI「Identity」 |
3. 材料 | 答えの元になる事実や資料 | Google「Add context」・OpenAI「Context」 |
4. 条件 | 守ること・使わないこと・量 | Google「Constraints」 |
5. 出力形式 | 返してほしい形と見本 | Google「Response format」・3社の見本の項目 |

仕事で使うプロンプトは、役割・目的・材料・条件・出力形式の5つを書き分けると、AIが推測で埋める部分が減ります。
1. 役割|どの立場で答えさせるかを1文で書く
1つ目の型は、AIにどの立場で答えさせるかを書くことです。Anthropicの手引きは、システムプロンプトで役割を与えると、使い道に合わせて振る舞いと口調が絞られ、1文でも違いが出ると書いています。
- 悪い例:「このメールを直して」
- 良い例:「あなたは、取引先への連絡文を点検する総務の担当者です。このメールを直してください」
役割は、5つの中ではいちばん短く済む型です。役割だけを詳しく書いても、目的や材料が抜けていれば答えは推測のままです。
2. 目的|何のために、誰が読むかを書く
2つ目の型は、その出力を何に使い、誰が読むかを書くことです。Anthropicの手引きは、指示の理由や背景を添えると、AIが目的を理解し、狙いに合った答えを返しやすくなると書いています。
- 悪い例:「新しい勤怠ルールの説明文を書いて」
- 良い例:「来月から変わる勤怠ルールを、パート社員に掲示で伝える説明文を書いてください。読む人は社内の用語に慣れていません」
目的を書くと、同じ「説明文」でも、言葉の硬さや長さをAIが自分で合わせられます。手引きは、背景を説明するとAIがそこから一般化できるとも書いています。
3. 材料|答えの元になる事実を貼る
3つ目の型は、答えの元になる事実や資料を指示文に入れることです。OpenAIの手引きは、自社のデータのように、モデルが学習していない情報を使わせたいときは、資料を指示に含めるよう案内しています。
- 悪い例:「先週の会議の決定事項をまとめて」
- 良い例:「下に貼った会議メモから、決定事項をまとめてください。メモに書かれていないことは補わないでください」
材料が無い指示では、AIは一般論でそれらしい答えを作ります。社内の数字・日付・固有の決まりは、AIが知りようのない情報だと考えて、材料として渡します。
4. 条件|守ること・使わないこと・量を書く
4つ目の型は、守ってほしい制約を書くことです。Googleの手引きは、指示を読むときや答えを作るときの制約を指定するよう勧め、要約の長さを絞る例を挙げています。
- 悪い例:「お客様向けに、わかりやすく書いて」
- 良い例:「お客様向けに書いてください。社内の略語は使わず、全体を300字以内にしてください。値引きの約束になる表現は入れないでください」
「わかりやすく」「いい感じに」は、人によって受け取り方が変わる言葉です。条件は、読んだ人が守れたかどうかを判定できる形で書きます。
5. 出力形式|返してほしい形と見本を書く
5つ目の型は、返してほしい形を指定し、できれば見本を見せることです。Googleの手引きは、表・箇条書き・段落のように回答の形式を指定できるとし、見本を常に入れるよう勧めています。
- 悪い例:「問い合わせの内容を整理して」
- 良い例:「問い合わせを、受付日・内容の要約・急ぎかどうかの3列の表にしてください。1行目は次の見本の形にそろえてください」
Anthropicの手引きは、見本を出力の形・調子・構成をそろえる最も確かな方法の1つとし、3〜5個の見本でよい結果になると書いています。見本は、実際の仕事によく似せたものにします。
本記事の見方では、5つの型のうち、書き漏れたときに答えが崩れやすいのは、AIが知りようのない材料と条件です。
良い例・悪い例|業務の指示を3つ書き直す
プロンプトの良い例・悪い例は、同じ業務の指示を5つの型で書き直すと違いが見えます。ここでは、よくある業務の指示を3つ取り上げ、悪い例を書き直します。題材はすべて架空の業務で、社名や数字は説明のために置いたものです。

短い指示を書き直すときは、先に完成形を決め、目的・材料・条件の順に足すと、書き漏れに気づきやすくなります。
順番は本記事の整理です。完成形が決まると、そこに入れる情報が材料にあるかを確かめられるため、材料の抜けに先に気づけます。
役割は必要なら最後に1文足します。
例1|取引先へのお詫びメール
悪い例は、目的・材料・条件のどれも書かれていない指示です。
納期が遅れるお詫びのメールを書いて。
この指示では、AIは遅れの理由も新しい納期も知らないため、一般的な文面と仮の日付で埋めます。5つの型で書き直すと、次のようになります。
あなたは、取引先への連絡を担当する営業事務です。(役割)
部品の納期が遅れることを取引先の購買担当に伝え、新しい納期で了承をもらうためのメールを書いてください。(目的)
事実は次のとおりです。当初の納期は11月5日、新しい納期は11月12日、遅れの理由は材料の入荷待ちです。(材料)
理由を言い訳に見せないこと、新しい納期以外の約束をしないこと、本文は200字前後にしてください。(条件)
件名と本文に分けて書いてください。(出力形式)
かっこ内の型の名前は説明のために付けたもので、実際の指示には書かなくてかまいません。
例2|会議メモの要約
悪い例は、材料は渡しているものの、目的と出力形式が無い指示です。
この会議メモを要約して。(メモを貼る)
要約は、誰が何に使うかで残す情報が変わります。欠席した上司が決定事項だけを確かめたい場合は、次のように書き直します。
会議を欠席した部長が、3分で決定事項と宿題を確かめるための要約を作ってください。(目的)
下に貼った会議メモだけを材料にしてください。(材料)
メモに書かれていない担当者や期限は推測せず、「未定」と書いてください。決定事項と宿題以外は省いてください。(条件)
「決定事項」「宿題(担当・期限)」の2つの見出しで、箇条書きにしてください。(出力形式)
「推測せず、未定と書く」の1行は、材料に無いことをAIが埋めないようにする条件です。材料に無い場合の書き方まで決めておくと、仮の担当者や期限が紛れ込みません。
例3|社内向け案内文の点検
悪い例は、何を基準に点検するかが書かれていない指示です。
この文章をチェックして。(文章を貼る)
「チェック」は、誤字を探すのか、内容の誤りを探すのか、言い回しを整えるのかで、まったく別の仕事になります。
全社員向けの、健康診断の受診案内を点検してください。(目的)
下に貼った案内文と、総務が決めた受診期間・会場の一覧を照らし合わせてください。(材料)
日付と会場の食い違い、誤字の2点だけを指摘し、文章の書き直しはしないでください。(条件)
「場所」「今の表記」「直す案」の3列の表で返してください。(出力形式)
点検の基準を材料として渡すと、AIは自分の好みではなく、渡した基準と照らして指摘します。
社内でよく使う指示を、部署ごとの型にそろえたい方は、自社で使えるヒントを、20の実例から探すもご利用ください。
自社で使えるヒントを、20の実例から探す
プロンプトの書き方のコツ|1回で決めず、足りない点を足す
プロンプトの書き方のコツは、1回で完璧な指示を書こうとせず、出力を見て足りなかった型を足していくことです。ここでは、5つの型に加えて効く4つのコツを、公式の手引きで確かめた範囲で挙げます。
コツ1|「しないこと」より「してほしいこと」を書く
Anthropicの手引きは、出力の形を整えるときは、してほしくないことではなく、代わりにしてほしいことを書くよう勧めています。たとえば「箇条書きにしないで」より、「つながった段落の文章で書いて」と書くほうが伝わります。
禁止を書く必要があるときは、理由を添えます。手引きは、読み上げソフトで読むため省略記号を使わない、という理由つきの例を挙げています。
コツ2|指示と材料を、記号や見出しで分ける
材料の文章が長くなると、AIがどこまでが指示で、どこからが材料かを取り違えることがあります。OpenAIの手引きは、見出しや箇条書き、XMLのタグで指示の区切りを示すと役立つと書いています。
普段の業務では、タグを使わなくても、「▼材料ここから」「▼材料ここまで」のように区切りを書くだけで十分なことがあります。Anthropicの手引きも、指示・背景・見本・入力をそれぞれタグで囲むと読み違いが減ると書いています。
コツ3|長い資料の置き場所は、使うAIの手引きで確かめる
長い資料を指示のどこに置くかは、AnthropicとGoogleは長い資料を先に置き質問を最後に書くよう勧め、OpenAIは開発者の指示の中では資料を終わりのほうに置くよう案内しています。Anthropicの手引きは、2万トークンを超える長い資料では、文書を上に、質問を最後に置くと、とくに複数の文書を渡す場合に、試験で答えの質が最大30%上がることがあると書いています。
この数字は長い資料を渡す場合の話で、日々の短い依頼には当てはまりません。短い依頼では置き場所より、5つの型が入っているかを先に確かめます。

3社の手引きは、具体的に書く・背景を渡す・見本を見せる・タグや見出しで区切る点でそろい、長い資料を置く位置はOpenAIの案内だけが異なります。
コツ4|足りない情報は、AIに先に質問させる
材料や条件のうち、何が足りないかを自分で洗い出せないときは、書き始める前にAIに質問させる方法があります。「書き始める前に、判断に足りない情報を3つまで質問してください」と1行足すと、抜けている材料にAIの側から気づかせられます。
当社の研修では、振り返りの場で、次の回に向けた改善項目を出しました。その項目には、AIに質問させる指示をスライドに足すことと、量が多くなりすぎないよう、量の配分も指示に書くことが挙がっています。項目の段階で、すべてを実施したわけではありません。
プロンプトは1回で書き上げるものではなく、出力を見て、5つの型のどれが足りなかったかを指示に足していくものです。
毎回同じ役割や守るルールを書いているなら、それは1回ごとの指示ではなく、最初に固定しておく設定に移せます。固定する指示の書き分け方は、システムプロンプトの書き方|業務で使う3つの型と社内での例で扱っています。
よく使う指示を社内で共有する|人による差を小さくする
よく使う指示は、空欄つきの型にして社内で共有すると、誰が書いても5つの型が抜けにくくなります。同じAIを使っていても、指示を書く人によって答えの質が大きく変わるのは、書き漏れる型が人ごとに違うためです。
型は、固定する部分と毎回入れ替える部分に分ける
共有する型は、毎回変わらない部分を文章で書き、毎回変わる部分を空欄にします。例1のお詫びメールなら、役割・目的・出力形式は固定し、条件は部署の決まりが変わったときだけ直し、材料の日付と理由だけを毎回入れ替えます。
あなたは、取引先への連絡を担当する営業事務です。
納期の変更を取引先に伝え、新しい納期で了承をもらうためのメールを書いてください。
当初の納期:【 】/新しい納期:【 】/遅れの理由:【 】
理由を言い訳に見せないこと、新しい納期以外の約束をしないこと、本文は200字前後にしてください。
件名と本文に分けて書いてください。

社内で共有する型は、毎回変わらない部分を固定し、材料のように毎回変わる部分を空欄にしておくと、誰が使っても同じ形で書けます。
配れる形にしておく
型は、使う人がそのままコピーして貼れる形で配ります。当社の研修の振り返りでも、指示をコピーして配れるようにすることと、編集の練習に使う見本を増やすことが、改善項目に挙がっています。
型を置く場所は、社内のチャットの固定メッセージや共有フォルダなど、使う人が業務の途中で開ける場所にします。社員がAIを使わなくなる原因と、使われ続ける仕組みの作り方は、生成AIの社内導入を定着させる方法|配ったのに使われない会社が最初に直す場所で扱っています。
型には直す人を決めておく
型は、業務の決まりや使うAIが変わると古くなります。Anthropicの手引きには、前の世代のモデル向けに書いた指示を、新しいモデルに合わせて見直す項目があります。
型ごとに直す人を1人決め、使った人から「この条件が足りなかった」という声を集めて書き足します。使われなくなった型は、残しておくより消すほうが、新しく入った人が迷いません。
プロンプトの書き方の限界と、この記事で解けないこと
プロンプトの書き方を整えても、AIの答えが必ず正しくなるわけではありません。書き方で減らせるのは推測で埋める部分で、AIの間違いそのものを無くすことはできません。
書き方で変わらないこと
- 材料に誤りがあれば、AIはその誤りを元に答える
- 材料に書かれていない最新の出来事は、AIは知らないことがある
- 数字の計算や事実の確かめは、型で書いても人が見直す必要がある
- 社外に出す文書は、最後に人が読んで責任を持つ
型にこだわりすぎて手が止まる
5つの型をすべて埋めないと頼めない、と考えると、かえってAIを使う回数が減ります。当社の研修の振り返りでは、受講者が構えずに使い始められるよう、プロンプトにこだわらないと伝える案も出ています。
短い指示で一度出力させ、足りなかった型を後から足す使い方で十分な仕事も多くあります。型は、出力がずれたときに何を足すかを探すための手がかりとして使います。
この記事で扱わないこと
画像生成AIのプロンプト、アプリを開発する人がAPIで設定する細かな値、AIを自動で動かすエージェントへの指示の書き方は扱いません。どの指示が自社の業務に合うかは、業務と使うAIで変わるため、この記事では判断基準までにとどめます。
プロンプトの書き方に関するよくある質問
Q. プロンプトを毎回書くのが手間。使い回してよいですか
A. 使い回してかまいません。よく使う指示は、材料の部分を空欄にした型にしておくと、毎回書くのは材料だけで済みます。 役割・目的・条件・出力形式は型に書いておき、日付や数字のような毎回変わる事実だけを入れ替えます。
Q. 「あなたはプロの〜です」と役割を書くのは、意味がありますか
A. Anthropicの手引きは、システムプロンプトで役割を与えると振る舞いと口調が使い道に合わせて絞られると書いています。 ただし、役割だけでは材料や条件は補えません。役割は1文にとどめ、残りの型を先に書きます。
Q. 顧客の名前や社内の数字を、プロンプトの材料に入れてもよいですか
A. 会社が使ってよいと決めたAIと、入力してよい情報の範囲の中で入れます。 学習に使われる設定かどうかは、契約やプランで変わります。線の引き方は、生成AIに機密情報を入れて大丈夫?|学習させない設定と、入力してよい範囲の決め方で扱っています。
Q. うまくいったプロンプトは、ずっと同じものを使えますか
A. 使うAIのモデルが変わると、同じ指示でも出力が変わることがあります。 Anthropicの手引きにも、前の世代のモデル向けの指示を見直す項目があります。型には直す人を決め、出力がずれたら書き足します。
プロンプトの書き方|総括表
型 | 書くこと | 書き漏れたときに起きること |
|---|
1. 役割 | どの立場で答えさせるか | 口調や視点が使い道とずれる |
2. 目的 | 何のために、誰が読むか | 長さや言葉の硬さが合わない |
3. 材料 | 答えの元になる事実や資料 | 一般論や仮の数字で埋められる |
4. 条件 | 守ること・使わないこと・量 | 約束してはいけないことまで書かれる |
5. 出力形式 | 返してほしい形と見本 | 毎回違う形で返ってくる |
5つの分け方は、Anthropic・OpenAI・Googleの公式の手引きをもとにした本記事の整理で、各社の公式の分類ではありません。
まとめ|プロンプトはどう書けばよいか
プロンプトは、AIを仕事の背景を知らない相手として扱い、役割・目的・材料・条件・出力形式の5つを書き分けて書きます。答えがずれたときは、言い回しを変える前に、5つのうちどれが抜けていたかを探して足します。
明日からの業務で、次の3つから始められます。
- 今日:直近でAIに頼んで答えがずれた指示を1つ探し、5つの型のどれが抜けていたかに印を付ける
- 今週中:その指示を、完成形・目的・材料・条件の順に書き直し、出力を前と比べる
- 今週中:週に2回以上書く指示を1つ選び、材料の部分を空欄にした型にして、同じ仕事をする人に渡す
最後に、自分に問える1問を置きます。あなたが今週AIに頼んだ指示を、仕事の背景を知らない同僚に見せたら、その同僚は迷わずに同じ仕事ができますか。
- 仕事で使うプロンプトは、役割・目的・材料・条件・出力形式の5つを書き分けると、答えが安定します。5つの分け方は、Anthropic・OpenAI・Googleの公式の手引きをもとにした本記事の整理です
- 本記事の見方では、うまくいかないときの多くは、AIの性能より、材料と条件の書き漏れが原因です。AIは書かれていない事情を推測で埋めるため、書き足すほど推測の余地が減ります
- よく使う指示は、空欄つきの型にして社内で共有すると、人による差が小さくなります。型は一度作って終わりではなく、使いながら直します
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出典・注記
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この記事について
本記事は、法人向けにClaude Codeの研修を提供するDAIJOBUが、仕事で使うプロンプトの書き方を、Anthropic・OpenAI・Googleの公式の手引きに沿って整理したものです。
著者 | DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修部 コンテンツ担当 佐藤 雅俊 |
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編集責任者 | DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修 事業責任者 石井 雄大 |
監修 | DAIJOBU株式会社 代表取締役 山中 裕貴 |
公開日 | 2026年10月24日 |
最終更新日 | 2026年10月24日 |
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