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記事・コラムClaude Code活用術

JevとClaude Codeの組み合わせ方|判断をJevに任せる3つの手順

JevとClaude Codeの組み合わせ方|判断をJevに任せる3つの手順

Claude Code で社内の仕組みを作っている会社が Jev を組み合わせるなら、Claude Code を動かすモデルを Jev に替えるのではなく、Claude Code が書くプログラムの中から Jev を呼び出す形になります。提供元の TypeSafe AI がそう案内しています。

その組み込みを手早く進めるために、TypeSafe AI は Claude Code 向けの公式プラグインを出しています。公式の入れ方と頼み方を、本記事では入れる・探させる・見直すの3つの手順にまとめます。

この記事の要点は3つ

  1. Jev は Claude Code の頭脳の代わりにはならず、Claude Code で作る仕組みの中で、振り分けや採点のような小さな判断を受け持ちます。公式の開発者向けドキュメントが、コーディングエージェントを動かすモデルの置き換えではないと明記しています
  2. 組み込みは、公式プラグインを入れる・置き換えられる箇所を Claude Code に探させる・問いと閾値を1か所に置いて人が見直す、の3つの手順で進めます。手順は TypeSafe AI の公式ドキュメントに書かれた範囲に沿っています
  3. いちばん人の手が要るのは3つ目の手順です。公式は、エージェントは問いを書くのが得意ではないと書き、問いと閾値の定数を人が見直しやすい1か所に置くよう勧めています

Claude Code で作る社内の仕組みに、どこまでAIの判断を任せるかを整理したい方は、自社で使えるヒントを、20の実例から探すからご確認いただけます。

Claude Code を業務に入れる研修を運営している側が、Jev と TypeSafe AI の公式ドキュメント、Claude Code の公式ドキュメントを突き合わせ、組み込みの手順と人が確かめる点を書きます。手順は公式に書かれた範囲までで、組み込んだ仕組みの精度を自社で測った結果ではありません。

Claude Code そのものの全体像は、Claude Codeとは?できること・料金・つまずく壁で扱っています。この記事は、Claude Code で作る仕組みの中に Jev の判断をどう組み込むかに絞ります。

この記事でわかること

  • Jev と Claude Code が、どういう関係で組み合わさるのか
  • 作った仕組みの中で、Jev に判断を任せやすい場面
  • 公式プラグインを入れるときに、Claude Code の側で選ぶこと
  • 置き換えられる箇所を探させるときの頼み方
  • 判断の中身を、人が見直せる形にしておく理由

JevとClaude Codeの組み合わせ方|仕組みの中で呼ぶ

Jev と Claude Code の組み合わせ方は、役割を2つに分けると見えてきます。プログラムを書く・ファイルを直す・手順を進めるのは Claude Code で、Claude Code が書いたプログラムが動くときに、決めた選択肢から1つを選ぶ小さな判断を Jev が返します。

TypeSafe AI の開発者向けドキュメントには、コーディングエージェントを使う人向けのページがあります。そこでは、Jev は Claude Code や Cursor などの裏で動くモデルをそのまま差し替えるものではなく、エージェントはいつもどおり使い、Jev を使って判断するコードをエージェントに書かせる、と説明されています。

同じページは、Jev が文章を生成せず、コードを書かず、会話もしないと書いています。エージェントの設定で Jev を指定して Jev で動くエージェントに変える方法は無く、2つは別の問題を解くものだという説明です。

型B・対比型。Jev と Claude Code を組み合わせるときの、公式が案内していない形と案内している形を左右に並べる。要素=左「Claude Code を動かすモデルを Jev に替える」=Claude Code の設定でモデルを Jev にする/公式は、この形の設定は無いと書いている。右「Claude Code が書くプログラムから Jev を呼ぶ」=Claude Code はいつもどおり使う/Claude Code が書いたプログラムが動くときに Jev に問いを送る/返った値でプログラムが次の処理を決める。右(公式が案内する形)を青で強く、左は淡い灰色。大きな番号は置かない。結論の1文をタイトルに入れ、結論の語を黄マーカーで塗る。下に結論の箱は置かない。結論=Jev は Claude Code の代わりに動くのではなく、Claude Code が書いたプログラムの中で、判断の部品として呼び出されます。

Jev は Claude Code の代わりに動くのではなく、Claude Code が書いたプログラムの中で、判断の部品として呼び出されます。

公式の案内|やりたいことごとに入口が違う

コーディングエージェント向けのページは、読者がやりたかったことごとに入口を分けて案内しています。この記事が扱うのは、表の1行目と2行目をつないだ流れです。

やりたかったこと

公式が勧める入口

この記事での扱い

エージェントに、TypeSafe を使うコードを正しく書かせたい

TypeSafe のエージェント向けスキルを入れる

手順1〜2で扱う

作っている仕組みの中で、振り分けや採点の判断に Jev を使いたい

クイックスタートと、組み立て方の型のページを読む

手順3で、型の1つを扱う

エージェントを動かすモデルを替えたい

Jev はその用途の道具ではない

扱わない

コードを書く前に Jev を試したい

コンソールの Playground で試す

Jevとはの記事で扱う

Jev そのものが何を返すモデルかは、同じ組のJevとは|判断だけ返すAIの使い方とClaudeとの使い分けで、問いの3つの形と公式の数字から整理しています。この記事では、その説明を前提に組み込みの手順へ進みます。


Jevに任せる判断の見つけ方|公式が挙げる4つの場面

Claude Code で作る仕組みのどこに Jev を入れるかは、公式のコーディングエージェント向けのページが目安を挙げています。Jev は Claude Code の LLM の代わりではないものの、エージェントで作る仕組みの「中」では合う道具になることが多い、という書き方です。

公式が挙げる場面を日本語にすると、主に次の4つです。右の列は、社内の仕組みに置き換えた本記事の例で、DAIJOBU が Jev を組み込んだ事例ではありません。

公式が挙げる場面

社内の仕組みでの例

決まった行き先のどれかに回し、その振り分けの確からしさも知りたい

社内の問い合わせフォームの受付を、担当の窓口に回す

緊急度・品質・リスクを物差しで採点し、その数で処理を分けたい

届いた申請を、確認の要る度合いで並べ替える

処理を進める前に、文書や記録についての文が正しいかを確かめたい

下書きの引用が、元の資料と合っているかを見る

AIに「JSONで返して」と頼む壊れやすい部分を、型の決まった値を返す呼び出しに替えたい

文章のAIの返事から分類名を読み取っている処理を替える

4つ目は、Claude Code で仕組みを作ったことのある人ほど心当たりがある場面です。AIに決まった形式で返すよう頼み、返ってきた文字列をプログラムで読み取る部分は、形式が少し崩れるだけで止まります。

Claude Code で作った仕組みのうち、AIの返事を読み取って分岐している箇所が、Jev に判断を渡す最初の候補です。

一方で、すべてを Jev に渡すわけではありません。公式がエージェント向けに配るスキルの説明書は、決まったルール・計算・正確な参照・実行はコードに残し、言葉の意味の理解が要るところに TypeSafe を足すよう書いています。


手順1|Claude Codeに公式プラグインを入れる

組み込みの1つ目の手順は、TypeSafe AI が Claude Code 向けに出しているプラグインを入れることです。公式によると、このプラグインは Jev の API、3つの問いの形、組み立て方の型をエージェントに覚えさせ、正しい組み込みのコードを書けるようにするものです。

公式のページが Claude Code 向けに示しているのは、ターミナルで実行する次の2つのコマンドです。

claude plugin marketplace add typesafe-ai/skills
claude plugin install typesafe@typesafe-ai

1行目で TypeSafe AI のマーケットプレイスを Claude Code に登録し、2行目でそこからプラグインを入れます。公式は、このほかに別のエージェント向けの入れ方と、説明書を手で写す方法も載せており、入れ方は1つに絞るよう書いています。

Claude Code の公式ドキュメントによると、シェルから claude plugin install で入れたプラグインは、次に Claude Code を起動したとき、または開いているセッションで /reload-plugins を実行したときに読み込まれます。読み込まれた後は、プロンプトで「TypeSafe のスキルを使って」と頼むか、/typesafe:typesafe-ai で直接呼び出せると TypeSafe AI の公式は書いています。

入れる前に見ること|追加される中身と有効にする範囲

Claude Code の公式ドキュメントは、プラグインはフックや MCP サーバーを動かせるため、入れる前に詳細の画面を読むよう書いています。セッションの中で /plugin install を使うと、すぐには入らず、追加されるコマンド・スキル・フックなどを表示する画面が開き、そこで有効にする範囲を選んでから入る流れです。

シェルの claude plugin install は、セッションを開かずに入れる方法です。追加される中身を画面で確かめてから入れたい場合は、セッションの中で /plugin install を使います。

範囲は3つあり、どれを選ぶかで、そのプラグインが誰に効くかが変わります。シェルの claude plugin install は、何も指定しなければユーザーの範囲で入ります。

範囲

有効になる人と場所

記録される設定ファイル

ユーザー

自分の、この端末のすべてのプロジェクト

~/.claude/settings.json

プロジェクト

このリポジトリで作業する全員

.claude/settings.json(リポジトリに入れる)

ローカル

自分の、このリポジトリだけ

.claude/settings.local.json

チームで同じプラグインを使う場合も、公式によると、プロジェクトの範囲の設定をリポジトリに入れるだけでは、ほかの人の端末にプラグインは入りません。各自が --scope project を付けて一度インストールする必要があります。

プラグインの更新にも違いがあります。Claude Code の公式ドキュメントでは、自動更新が既定で有効なのは Anthropic の公式のマーケットプレイスなどで、第三者のマーケットプレイスは既定で無効です。TypeSafe AI のページは、更新の2つのコマンドと、/plugin の画面から自動更新を有効にする手順を載せています。

型D・フロー型。Jev を Claude Code で作る仕組みに組み込む3つの手順を、上から下へ縦に並べる。各段の右に、その段で手を動かすのが誰かの札を付ける。要素=手順1「プラグインを入れる」=札「人がコマンドを実行し、範囲を選ぶ」/手順2「置き換えられる箇所を探させる」=札「Claude Code が探し、人が計画を読む」/手順3「問いと閾値を1か所に置いて見直す」=札「Claude Code と人が一緒に直す」。手順3の段を青で強く、手順1・2は淡い青。手順の番号は本文の手順1〜3と対応させて置く。横一列のカードにはしない。結論=3つの手順のうち、人の目がいちばん要るのは、問いと閾値を見直す3つ目の手順です。

3つの手順のうち、人の目がいちばん要るのは、問いと閾値を見直す3つ目の手順です。


手順2|置き換えられる箇所をClaude Codeに探させる

2つ目の手順は、プラグインを入れた Claude Code に、手元のプロジェクトで Jev に置き換えられる箇所を探させることです。公式は、最初に試す頼み方として、どこで使えるかを一緒に考えるための依頼を勧めています。

公式のページに載っている依頼の例は、英語で次のように書かれています。

Using the TypeSafe skill, explore the project and find opportunities for using
intelligent judgement to stand in for complex parsing or other fragile code.

日本語にすると「TypeSafe のスキルを使って、プロジェクトを調べ、複雑なパース処理やほかの壊れやすいコードの代わりに、判断を使える箇所を見つけてください」という意味です。前の章で見た4つ目の場面、AIの返事を読み取って分岐している部分は、この依頼が探す「壊れやすいパース処理」に、そのまま当たります。

頼み方の2つ目|公式の作例と見比べさせる

公式は、もう1つの頼み方として、公式の作例集(クックブック)と自分のコードを見比べさせる依頼も載せています。作例集の一覧を渡し、自分のプロジェクトに似た型があるか、コードを壊れにくく、単純にできる組み方が無いかを探させる形です。

作例を使う場合も、公式のスキルの説明書は、作例の閾値やデモの結果は評価して確かめる例であって、どこにでも当てはまる値ではないと書いています。作例の数字は、そのまま自社の値にしない前提で読みます。

計画を読んでから実装に進める

公式は、エージェントと組み込む進め方の原則を4つ挙げています。その2つ目が、実装に入る前に計画を読み、筋が通っているかを確かめることです。

Claude Code が候補を挙げてきた段階では、まだ何も書き換えさせずに、どの処理を Jev の呼び出しに替え、どの処理をコードに残すかを読みます。日付の範囲の確認や数を数える処理のように、Jev が苦手とする判断が候補に入っていないかも、このときに見ます。


手順3|問いと閾値を1か所に置き、人が見直す

3つ目の手順は、Claude Code が書いた Jev への問いと、確信度の閾値を、1つのファイルにまとめて人が見直すことです。公式の原則の3つ目は、問いと閾値の定数を見直しやすい1か所に置くことで、エージェントは問いを書くのが得意ではないので、一緒に直していく前提で臨むよう書いています。

公式のよくある問題の節も、TypeSafe を使うコードで人が最も見直すべきなのは問いと閾値の定数だと書いています。プログラムのあちこちに散らばると、どの問いがどの判断をしているのかを探すだけで時間がかかるためです。

DAIJOBU の研修は、品質保証の軸に「生成と評価の分離」を置いています。Claude Code が書いた問いを、書いた Claude Code とは別の人の目で読むことは、この考え方を Jev の組み込みに当てはめたものです。

型A・全体像カード型。Jev の組み込みで、人が見直す1つのファイルに何をまとめるかを示す。1枚の書類の形を白地に青枠で置き、上に「問いと閾値の置き場所=1つのファイル」と見出しを付け、その中に4項目を行で並べる。要素=行1「問いの文」=Jev に何を判断させるか/行2「確信度の閾値」=どの値から自動で進め、どの値から人に回すか/行3「使う版」=別名か、版の付いた名前か/行4「問いの言語」=日本語で書くか、英語で書くか。4行とも同じ強さの青。書類の右に、Claude Code が書き、人が1か所で読んで直す向きを添える。中央の箱を4枚のカードで囲む形にはしない。大きな番号は置かない。結論=問いと閾値を1つのファイルにまとめておくと、Claude Code が書いた判断の中身を、人が1か所で読んで直せます。

問いと閾値を1つのファイルにまとめておくと、Claude Code が書いた判断の中身を、人が1か所で読んで直せます。

使う Jev の版も、同じファイルに書いておきます。公式のモデルのページは、jev-latest のような別名は新しい版が出ると指す先が変わるため、特定の版に合わせて閾値を決めたなら、別名ではなく版の付いたIDに固定するよう勧めています。

問いの文を日本語で書くかどうかも、この段階で決めます。公式のモデルのページは、英語が主な言語で、日本語を含む言語は英語ほどの精度ではないと書いています。

日本語の文章で判定を試した結果は、Jevは日本語で使える?|日本語の文章で判定を試した結果で扱っています。

閾値の決め方|誤ったときの重さで変える

公式の組み立て方の型には、確信度で処理を分ける「確信度で門を設ける振り分け」があります。答えが何かを示し、確信度がそれに従って動いてよいかを示す、という2つの軸で使う考え方です。

公式の例は、音声で口座を操作する仕組みです。確信度が0.6に届かないものは担当者に回し、残高の確認は0.6以上で進め、送金の承認は0.85を超えれば自動で進め、0.6〜0.85なら利用者に確認する、という分け方が載っています。

公式はこの分け方の理由を、誤って動いたときの結果の重さで閾値を変えるためだと説明しています。残高の読み上げは間違えても害が小さく、送金の承認は高い確信度が要る、という考え方です。

型C・帯構造型。公式の例にある、確信度の値で処理が分かれる様子を、下から上へ3段の帯で示す。要素=下の帯「0.6未満」=どの操作でも担当者に回す/中の帯「0.6〜0.85」=害の小さい操作は進め、送金の承認は利用者に確認する/上の帯「0.85超」=送金の承認も自動で進める。各帯の左に白抜きラベルで値の範囲、右に説明枠。下の帯(人に回す)を青で強く、ほかの帯は淡い青。帯の外に小さく「公式の例:音声で口座を操作する仕組み」と添える。大きな番号は置かない。結論=閾値は1つに決めるのではなく、誤って動いたときの重さに合わせて、操作ごとに変えます。

閾値は1つに決めるのではなく、誤って動いたときの重さに合わせて、操作ごとに変えます。

閾値が合っていないときの症状も、公式は書いています。振り分けが思ったように動かないときは問いと閾値を確かめ、閾値が高すぎれば拾うべきものを落とし、低すぎれば拾うべきでないものを拾う、という説明です。

Jev の閾値は、誤ったときの重さを知る人が、自社の文で試した結果を見て決めます。

公式は逆の場面にも触れています。選択肢の中で最も確からしいものを選ぶだけでよいなら、閾値を置かずに確信度の最も高い選択肢を選べば足りる、という書き方です。

APIキーを渡して試させるとき

公式は、3つ目の頼み方として、API キーを作って Claude Code に渡し、安い試しの問い合わせを流させて、使い方を探らせる依頼も載せています。依頼の例は、環境変数 TYPESAFE_API_KEY に置いたキーを使って実験し、結果の良いものから変更を提案させる形です。

キーの作り方とコンソールでの扱いは、Jevとは|判断だけ返すAIの使い方とClaudeとの使い分けの使い方の章で流れを書いています。公式のスキルの説明書は、Web アプリでは API の認証情報をサーバー側に置くよう書いています。試しの問い合わせにも実際の文が入るため、どの文を送ってよいかは試す前に決めておきます。

Claude Code が書いたものを、誰がどの順で見直すかを社内で決めるなら、自社で使えるヒントを、20の実例から探すもご利用ください。

自社で使えるヒントを、20の実例から探す


組み込みで気をつけること|説明書の鮮度と苦手な判断

組み込んだ後に起きやすいことも、公式のページに書かれています。公式のスキルの説明書は、公開中の TypeSafe のドキュメントが正であり、組み込みの作業の一部として読むよう Claude Code に指示しています。

公式のよくある問題の節には、エージェントが API にない項目を作り出すという症状が載っています。原因の1つは古いスキルで、入れた方法で更新してから試し直すよう書かれています。

公式の原則の4つ目は、エージェントの言うことをそのまま受け取らず、前提を確かめさせることです。Claude Code が「この処理は Jev に置き換えられる」と言っても、その判断が Jev の苦手に当たらないかは、人が確かめる部分に残ります。

新しいAIは、形の違うものが続けて出ています。判断を返す Jev とは別に、専用の環境で常に動いて仕事を進めるエージェント型の製品は、同じ時期に公開されたOpenAI dotsとは|会社で使う前に決める5つとClaudeとの使い分けで扱っています。

この記事で解けないこと|正答率・費用・既存の仕組みごとの設計

この記事は、公式の文書に書かれた手順を、Claude Code で仕組みを作る側の目でまとめたものです。次の3つには答えを出していません。

  • 組み込んだ仕組みの正答率。公式の数字は提供元の計測で、自社の文での精度は、人の判断と比べて試すまで分かりません
  • 月の件数ごとの費用。Jev の料金は送る入力の量で決まるため、1件の文の長さと件数が決まってから計算します
  • 既存の仕組みごとの設計。どの処理を置き換えるかは、仕組みの作りと、誤ったときの影響で変わります

JevとClaude Codeに関するよくある質問

Q. Claude Code のモデルを Jev に切り替えられますか

A. 切り替えられません。公式は、Jev はコーディングエージェントを動かすモデルの代わりではないと書いています。 Claude Code はいつもどおり使い、Jev を呼び出すコードを Claude Code に書かせる形で組み合わせます。

Q. 公式プラグインを入れないと、Jev を組み込めませんか

A. プラグインは、Claude Code に正しい組み込みのコードを書かせるための入口の1つです。 公式はほかに、スキルの説明書を手で写す方法や、クイックスタートから自分で書き始める入口も載せています。プラグインを使う場合も、入れ方は1つに絞るよう公式は勧めています。

Q. ブラウザの Claude Code でもプラグインは効きますか

A. 自分の端末に入れたプラグインは、クラウドのセッションでは読み込まれません。 Claude Code の公式ドキュメントによると、ブラウザの Claude Code を含むクラウドのセッションには、プラグインを探す画面が無く、自分の端末に入れたプラグインも、リポジトリの設定で有効にしたプラグインも読み込まれません。

Q. Claude Code 以外のエージェントでも使えますか

A. 公式は、Claude Code 以外のエージェント向けの入れ方も載せています。 エージェント向けのスキルのページには、Codex などのエージェントに向けたコマンドがあり、入れるときにどのエージェント向けかを選ぶ流れです。


JevとClaude Codeの組み合わせ方|総括表

手順

Claude Code が受け持つこと

人が確かめること

手順1 プラグインを入れる

TypeSafe の API と組み立て方の型を覚える

追加される中身と、有効にする範囲

手順2 置き換えられる箇所を探させる

プロジェクトを調べ、候補と計画を出す

計画の筋と、Jev が苦手な判断が混ざっていないか

手順3 問いと閾値を見直す

判断に使う定数を1つのファイルにまとめる

問いの文と、誤ったときの重さに合った閾値

表の手順は、TypeSafe AI の公式ドキュメントにある入れ方・頼み方・原則を、本記事が3つの段にまとめたものです。内容は2026年10月7日時点の公式の文書によります。


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まとめ|JevとClaude Codeをどう組み合わせるか

Jev と Claude Code は、Claude Code が仕組みを作り、その仕組みの中の小さな判断を Jev が返す形で組み合わせます。公式プラグインを入れ、置き換えられる箇所を探させ、問いと閾値を1か所に置いて人が見直す、の3つの手順で進めます。

組み合わせる前に、次の3つから始められます。

  1. 今日:Claude Code で作った仕組みから、AIの返事を読み取って分岐している箇所を1つ選び、Jev と組み合わせる候補にする
  2. 今週中:TypeSafe のプラグインを、自分だけ・リポジトリの全員・自分のこのリポジトリだけ、のどの範囲で入れるかを決める
  3. 今週中:Claude Code が書いた Jev への問いを、誰が読んで直すかを決める

御社で Claude Code が作った仕組みの中に、AIに決まった形式で返すよう頼み、その返事の文字列を読み取って次の処理を決めている部分はありますか。

  • Jev は Claude Code の頭脳の代わりにはならず、Claude Code で作る仕組みの中で、振り分けや採点のような小さな判断を受け持ちます。公式の開発者向けドキュメントが、コーディングエージェントを動かすモデルの置き換えではないと明記しています
  • 組み込みは、公式プラグインを入れる・置き換えられる箇所を Claude Code に探させる・問いと閾値を1か所に置いて人が見直す、の3つの手順で進めます。手順は TypeSafe AI の公式ドキュメントに書かれた範囲に沿っています
  • いちばん人の手が要るのは3つ目の手順です。公式は、エージェントは問いを書くのが得意ではないと書き、問いと閾値の定数を人が見直しやすい1か所に置くよう勧めています

Claude Code で作る仕組みに、AIの判断をどこまで任せるかを社内で整理するなら、自社で使えるヒントを、20の実例から探すからご確認いただけます。

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出典・注記

  • TypeSafe AI Docs「Jev with coding agents」(2026年10月7日参照)。Jev がコーディングエージェントを動かすモデルの置き換えではないこと、文章・コードを生成しないこと、モデルを Jev にする設定が無いこと、やりたいことごとの入口、Jev が合う4つの場面による
  • TypeSafe AI Docs「Agent skill」(2026年10月7日参照)。Claude Code 向けのインストールと更新のコマンド、/typesafe:typesafe-ai での呼び出し、依頼の例3つ、進め方の原則4つ、よくある問題の節による。依頼の例の日本語は本記事の訳
  • TypeSafe AI「SKILL.md」(GitHub typesafe-ai/skills)(2026年10月7日参照)。公開中のドキュメントを正とすること、ルール・計算・照合・実行をコードに残すこと、閾値を利用者のデータと結果の重さで評価すること、作例の閾値を例として扱うこと、認証情報をサーバー側に置くことによる
  • TypeSafe AI Docs「Confidence-gated routing」(2026年10月7日参照)。確信度で処理を分ける型と、音声で口座を操作する例の閾値による
  • TypeSafe AI Docs「Models」(2026年10月7日参照)。英語以外の言語の精度、入力トークン課金であること、別名と版の付いたIDの違いによる
  • TypeSafe AI Docs「Jev 1.13 jaggedness」(2026年10月7日参照)。数を数えること・日付の比較が苦手なことによる
  • Claude Code Docs「Discover and install plugins」(2026年10月7日参照)。インストール前の確認、範囲の3種類と設定ファイル、/reload-plugins、自動更新の既定、クラウドのセッションで読み込まれないことによる
  • 4つの場面の「社内の仕組みでの例」、3つの手順のまとめ方は、本記事の整理です。例は説明のためのもので、DAIJOBU が Jev を組み込んだ事例ではありません
  • 研修の品質保証の軸(生成と評価の分離)は、当社の自社情報です
  • 仕様・コマンドは版と時期で変わります。本記事は2026年10月7日時点で確認した内容です

この記事について

本記事は、法人向けにClaude Codeの研修を提供するDAIJOBUが、TypeSafe AI の判断専用モデル Jev を Claude Code で作る仕組みに組み込む手順を、両社の公式ドキュメントをもとに整理したものです。

著者

DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修部 コンテンツ担当 佐藤 雅俊

編集責任者

DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修 事業責任者 石井 雄大

監修

DAIJOBU株式会社 代表取締役 山中 裕貴

公開日

2026年10月13日

最終更新日

2026年10月13日

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