部署の業務にClaude Codeで何ができるかを探しているなら、目安になるのは、材料がファイルやメールにそろい、毎回同じ手順で進む作業です。

営業なら商談後のメールの下書き、人事なら面接の準備、経理なら請求書の画像の転記がこの形に当たり、どれもメールの送信や合否、支払いを確定する前の確認は人に残ります。

この記事の要点は3つ

  1. Claude Codeで何ができるかは、機能の名前より、材料がファイルやツールにあるか・手順が毎回同じか・出来上がりを人が確かめられるかの3点で決まります。3点がそろう作業は、部署を問わず任せる候補になります
  2. 営業は商談の前後の書く作業、人事は採用と面談の準備、経理は画像の転記と集計が、最初に任せやすい業務です。どれも、送る・決める・払う手前で止め、人が確かめる形で使います
  3. 使い道は、その場で頼む・手順を型にする・決めた時刻に動かすの順に広がります。人事と経理は個人情報やお金の情報を扱うため、渡してよい情報を先に決めてから始めます

部署ごとに任せる業務と、事故を防ぐ判断基準を社内でそろえる材料は、サービス資料(無料・PDF)をダウンロードするからご確認いただけます。

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社内の営業・人事・管理部門の業務で使っているClaude Codeの使い道を、非エンジニア向けのユースケース集に整理している会社の、研修運営の側から書きます。対象は、コードを書かない部署で最初に任せる業務を探している会社で、開発チームがプログラムを書く使い方は扱いません。

道具そのものの説明と、使い始めにつまずく壁は、Claude Codeとは?できること・料金・つまずく壁で扱っています。ここでは、営業・人事・経理の業務ごとに、任せる作業と人が確認する点を見ます。

この記事でわかること

  • Claude Codeで何ができるかを、機能ではなく作業の形で見分ける3つの条件
  • 営業・人事・経理で、最初に任せやすい業務と、人が確認する点
  • 1件ずつ頼むところから、決めた時刻に自動で動かすところまでの広げ方の順番
  • Claude Codeに任せないほうがよい作業と、この記事で解けないこと

目次

  1. Claude Codeで何ができるか|材料・手順・確認がそろう作業を任せられる
  2. 営業でのClaude Codeの使い道|商談の前後で書く・まとめる作業を渡す
  3. 人事でのClaude Codeの使い道|採用と面談の準備を先にそろえる
  4. 経理でのClaude Codeの使い道|画像の転記と集計を手放す
  5. Claude Codeの業務への広げ方|その場で頼む・型にする・時刻で動かす
  6. Claude Codeに任せないほうがよい作業|送る・決める・払うの最後の一手
  7. この記事で解けないこと|業種ごとの業務・設定値・効果の大きさ
  8. Claude Codeで何ができるかに関するよくある質問
  9. Claude Codeの使い道|部署別の総括表
  10. あわせて読みたい
  11. まとめ|Claude Codeで何ができるのか

Claude Codeで何ができるか|材料・手順・確認がそろう作業を任せられる

Claude Codeで何ができるかは、機能の名前より、任せる作業の形で決まります。Anthropicの公式ドキュメントは、Claude Codeを、コードベースを読み取り、ファイルを編集し、コマンドを実行する agentic coding ツールと説明しています。

名前に「Code」と付くので、プログラムを書く人の道具に見えます。一方で同じ公式ドキュメントは「Claude Code はどのディレクトリでも機能します」と書き、メモや文書のフォルダでも、コードと同じ方法で内容を検索・編集・再編成できると案内しています。

営業・人事・経理の書類が入ったフォルダも、Claude Codeが作業できる場所です。

ファクトボックス|Claude Codeで業務に使える機能の基本情報

項目

内容

提供元

Anthropic

使える画面

ターミナル・IDE・デスクトップアプリ・Web

手元のファイル

どのフォルダでも、ファイルを読み、編集し、新しく作れる。画像は、図やスクリーンショットなどの内容を分析できる

外部サービス

MCPでつなぐと、Google Driveの文書を読む・Slackからデータを取るといった操作ができる

ブラウザ

Chrome連携で、ログイン済みのサイトでのフォーム入力やデータの抽出を代行できる。ログイン画面やCAPTCHAでは止まり、人に操作を求める

決めた時刻の実行

デスクトップアプリのスケジュール済みタスク(PCとアプリが起動しているときだけ)と、クラウドで動くルーティン

前提

ほとんどの画面で、Claudeの有料サブスクリプションかAnthropic Consoleのアカウントが必要。デスクトップアプリは有料のサブスクリプションが必要。Chrome連携は Pro・Max・Team・Enterprise のいずれかのプランが必要

出典URL

https://code.claude.com/docs/ja/overview ほか(末尾の出典・注記にページごとに掲載)

参照日

2026年10月5日

免責

機能と前提は、版・プラン・組織の設定で変わります。導入前に公式ドキュメントの最新版をご確認ください

任せやすい作業を見分ける3つの条件|材料・手順・確認

部署を問わず、Claude Codeに任せやすい作業には共通する形があります。本記事では、次の3つの条件で見分けます。

条件

なぜ要るか

当てはまらない例

材料がファイルやツールにある

Claude Codeが読めるのは、フォルダのファイル、つないだサービス、ブラウザの画面だから

担当者の頭の中にしかない、取引先との経緯

手順が毎回同じ

一度伝えた進め方を、型にして繰り返せるから

相手ごとに進め方を決め直す価格の交渉

出来上がりを人が確かめられる

間違いを、相手に届く前やお金が動く前に止められるから

元の資料が無く、正しいかを誰も確かめられない数字

3つの条件は、公式の分類ではなく本記事の整理です。条件がそろわない作業でも任せられる場合はありますが、最初の1件はそろう作業から選ぶと、うまくいかなかったときに原因を切り分けやすくなります。

部署で見ると、最初に渡す1件が決まる

同じ3つの条件を部署の業務に当てると、最初に渡す1件が具体的になります。議事録の整理や資料の初稿のような部署を問わない作業の例は、Claude Codeとは?できること・料金・つまずく壁の「できること」の章で挙げています。

次の章からは、営業・人事・経理の順に、DAIJOBUの社内で使っている例と研修で扱っている例を見ます。社内の実運用か、研修のワークかは、例ごとに書き分けます。

型A・全体像カード型。3つの部署で最初に任せる1件と、人が見る点を、3枚のカードに横に並べる。要素=カード1「営業」=任せる1件「商談後のフォローメールを下書きにする」/人が見る点「送る前に中身を読む」。カード2「人事」=任せる1件「面接の質問カードと面談後の記録をそろえる」/人が見る点「評価と合否は面接官が決める」。カード3「経理」=任せる1件「請求書の画像を表に起こす」/人が見る点「金額と取引先を元の画像と照合する」。3枚とも同じ強さの青。各カードの下段「人が見る点」は白地に青枠で分ける。大きな番号は置かない。黄マーカーは結論カード内の「確認は人に残ります」の1点だけ。結論=部署が違っても、最初に任せるのは材料と手順が決まった作業で、確認は人に残ります。

部署が違っても、最初に任せるのは材料と手順が決まった作業で、確認は人に残ります。


営業でのClaude Codeの使い道|商談の前後で書く・まとめる作業を渡す

営業でClaude Codeが受け持ちやすいのは、商談の前後に毎回発生する、書く・まとめる作業です。材料は議事録・メール・カレンダーにあり、出来上がりは相手に届く前に人が読めます。

商談後のフォローメールは、下書きまで作らせて送信は人が押す

DAIJOBUの社内では、商談後のフォローメールの下書きをClaude Codeに作らせています。議事録から要点と次にやることを抜き出し、カレンダーの空いている枠から日程の候補を出して、Gmailの下書きに保存するところまでです。

議事録が入ったことをきっかけに下書きが保存され、営業の担当者は中身を確かめて送信ボタンを押します。議事録に無い約束が入っていないかを、送る前に人が読みます。

型D・フロー型。商談後のフォローメールが、議事録から送信までどう流れるかを、左から右への6つの箱で示す。要素=「議事録が入る」→「要点と次にやることを抜き出す」→「空いている枠から日程の候補を出す」→「Gmailの下書きに保存する」→「担当者が中身を読む」→「送信する」。前の4つの箱の上に淡い青の帯「Claude Codeが進める」、後ろの2つの箱の上に濃い青の帯「人が行う」。4つ目と5つ目の箱のあいだに縦の区切り線と、小さなラベル「ここで止める」。大きな番号は置かない。黄マーカーは下部の結論バーの「送信は人」の1点だけ。結論=商談後のフォローメールは、Claude Codeが下書きの保存まで進め、中身の確認と送信は営業の担当者が行います。

商談後のフォローメールは、Claude Codeが下書きの保存まで進め、中身の確認と送信は営業の担当者が行います。

あわせて、金額や納期の書きぶりも確かめます。相手との関係にそのまま響くからです。

商談の記録は、表にためてチームで見る

社内では、AI議事録に残った商談の記録を、Googleスプレッドシートへ自動で書き足す仕組みも動いています。表へ写す作業を担当者がしなくて済み、チームの誰もが同じ形で記録を見られます。

表のどの列に何を書くかは、最初に人が決めておきます。列の決め方がぶれると、あとで並べたときに商談どうしを比べられなくなります。

秘密保持契約の一次チェックは、自社の観点リストを渡して使う

社内では、秘密保持契約(NDA)の一次レビューにも使っています。自社で決めた観点のリストで条文のリスクを判定させ、引っかかった条文の修正案と、返信メールの下書きまで作らせます。

これは弁護士の確認の置き換えではなく、一次チェックを早くする使い方で、最終判断は人が行います。自社の観点を渡して確認を任せる考え方は、Claude Codeのセキュリティレビューとは|自動検出で見つかるものと残る穴でも扱っています。

営業の業務

渡す材料

人が確認する点

商談後のフォローメール

議事録・カレンダー

議事録に無い約束、金額や納期の書きぶり

商談記録の集約

AI議事録の記録

列の書き方、抜けている商談

秘密保持契約の一次チェック

契約書・自社の観点リスト

修正案を採るかどうかと、最終判断


人事でのClaude Codeの使い道|採用と面談の準備を先にそろえる

人事でClaude Codeが受け持ちやすいのは、採用や面談の前後にある準備と記録の作業です。会社の方針や過去の書類が材料になり、評価や合否の判断は人が持ちます。

面接は、準備から記録までを1つの手順にする

社内では、採用の面談について、準備から、質問をまとめたカード、面談後の記録までを1つの手順にまとめ、半自動で回しています。手順を1つにまとめておくと、面談のたびに質問を一から考え直さずに済みます。

質問の候補が出ても、応募者に聞いてよい内容かを確かめ、評価を付けるのは面接官と人事の担当者です。人事でClaude Codeに任せるのは準備と記録までで、評価と合否は人が決めます。

求人票は、採用方針と過去の求人票から媒体ごとに書き分ける

社内では、求人票を、会社の採用方針と過去の求人票を参照させたうえで、載せる媒体ごとに作らせています。同じ募集を媒体ごとに書き分ける作業は、材料が手元にあり、手順も毎回同じです。

確かめるのは、給与や勤務地などの条件が、実際の募集の内容と合っているかです。条件の書き間違いは、応募者との約束の食い違いになります。

1on1の準備は、これまでの記録を読ませて話す論点を出す

社内には、過去のファイルや実際の行動をもとに、1on1の準備をする手順もあります。サービスの紹介の場では、SlackとNotionのやり取りを読ませ、1on1で話す論点を抜き出す例を実演しています。

論点の候補が出ても、その日に何を話すかを決めるのは、上司とメンバーの二人です。読ませる範囲も、話す相手との約束の内側にとどめます。

人事の情報は、渡してよい範囲を決めてから扱う

人事の業務は、応募者や社員の個人情報を含みます。Claude Codeに渡す前に、どの情報を、どの契約と設定のもとで扱うかを会社で決めておきます。

入力した個人情報が、学習・保存・共有の3つの経路でどう扱われるかは、Claudeで個人情報はどう扱われる?|学習・保存・共有の3経路と設定で整理しています。

人事の業務

渡す材料

人が確認する点

面接の準備と記録

面談の準備に使う資料、面談のメモ

質問が聞いてよい内容か、評価の付け方

求人票の書き分け

採用方針、過去の求人票

給与や勤務地などの条件

1on1の準備

過去のメモ、チャットのやり取り

話す論点の選び方、読ませる範囲


経理でのClaude Codeの使い道|画像の転記と集計を手放す

経理でClaude Codeが受け持ちやすいのは、紙や画像から数字を起こす転記と、表からの集計です。DAIJOBUの社内では、エンジニアではないメンバーが、経理・人事労務・法務の実務をClaude Codeを使って回しています。

請求書の画像は、表に起こしてから元の画像と突き合わせる

DAIJOBUの研修の第1回(2026年8月時点の内容)では、請求書10枚の画像をExcelの表にまとめるワークを置いています。公式ドキュメントも、画像をドラッグアンドドロップや貼り付けで渡し、内容を分析させる使い方を案内しています。

読み取りの誤りは、できあがった表の見た目からは分かりません。画像から起こした金額と取引先は、表にしたあとで元の画像と1件ずつ突き合わせます。

売上の表から、達成率のレポートを作る

研修の第3回では、売上のExcelから、月次・支店別・商品別の達成率をまとめたA4横2枚のPDFを作るワークも扱います。毎月同じ形で作るレポートは、材料と手順が決まっている作業の典型です。

確かめるのは、元の表の合計とレポートの合計が合っているかです。合計が合わないときは、集計の手順をClaude Codeに説明させてから直します。

経費精算のようなブラウザでの入力は、Chrome連携で代行させる

自社でまとめたClaude CodeとMicrosoft 365 Copilotの比較資料では、ブラウザ操作の自動化の例として、経費精算フォームへの入力を挙げています。公式ドキュメントによると、Chrome連携はブラウザのログイン状態を共有し、手元のファイルを読みながら画面のフォームに入力できます。

ログイン画面やCAPTCHAに当たると、Claude Codeは止まって人に手での操作を求めます。申請のボタンを押す前で止めるように頼み、入力した中身を人が確かめてから申請します。

支払いと仕訳の判断は、人の手に残す

勘定科目の判断や支払いの承認は、会社の規程と責任者の判断で決まる作業です。Claude Codeが速く表を作れても、この判断の責任は移りません。

型B・対比型。経理の業務を、Claude Codeに任せる側と人に残す側の左右に分ける。要素=左「Claude Codeに任せる」=画像から数字を起こす/決まった形の集計表とレポートを作る/申請フォームに入力して、申請の手前で止める。右「人に残す」=起こした数字を元の資料と照合する/勘定科目を決める/支払いと申請を確定する。中央に分かれ目のラベル「お金が動く手前で止める」。右側を濃い青で強く、左は淡い青。大きな番号は置かない。図のタイトルは「経理は、お金が動く手前で人に残す」とし、タイトルの「人に残す」を黄マーカー。結論文は副題に置く。結論=経理では、転記・集計・入力をClaude Codeに任せ、照合・科目の判断・支払いの確定を人に残します。

経理では、転記・集計・入力をClaude Codeに任せ、照合・科目の判断・支払いの確定を人に残します。

部署ごとに任せる作業と、人が確認する点を研修で社員とそろえる進め方は、サービス資料(無料・PDF)をダウンロードするでご確認いただけます。

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Claude Codeの業務への広げ方|その場で頼む・型にする・時刻で動かす

Claude Codeを部署の業務に広げる順番は3段です。1件ずつ頼んで結果を見る段、繰り返す手順をスキルにする段、決めた時刻に自動で動かす段です。段が上がるほど人の手間は減り、その代わり、人が見ていない間に動く範囲が広がります。

段1 その場で頼む|1件ずつ結果を見る

最初は、作業を1件ずつ頼み、返ってきた結果をその場で確かめます。頼むときに書く成果物の形・置き場所・完了条件は、非エンジニアのClaude Code|初週で止まる3か所と抜け方で扱っています。

同じ作業を何回か頼むうちに、毎回伝えている前提や手順が見えてきます。それが次の段の材料になります。

段2 手順を型にする|スキルにして一言で呼ぶ

公式ドキュメントは、繰り返す作業の手順をスキルとしてまとめ、チームで共有できると説明しています。DAIJOBUの研修の第1回でも、「一度やった仕事は、skillにすれば一言になる」という実感を持ち帰りの1つにしています。

スキルは、自分で一から書かなくても作れます。社内のユースケース集は、作業の直後に「今のお願いしたタスクをスキル化して」と頼む方法と、「経費精算の業務をスキル化したい。必要なこと質問して」と対話で組み立てる方法を挙げています。週ごとに任せる範囲を広げる練習の組み立ては、AIトレーニングの設計|1か月の反復で「任せる範囲」を広げる型で扱っています。

段3 決めた時刻に動かす|手元のタスクとクラウドのルーティン

公式ドキュメントは、決めた時刻に動かす方法として、デスクトップアプリのスケジュール済みタスクとクラウドのルーティンなどを案内しています。スケジュール済みタスクは手元のPCで動き、手元のファイルやツールを使えますが、アプリが開いていてPCが起動しているときしか動きません。

クラウドで動くルーティンは、PCの電源が切れていても動きます。その代わり、手元のファイルにはアクセスできず、実行中に権限の確認を求めずに進みます。

社内では、その日の商談の結果と要点をSlackへ毎日18時に投稿する仕組みや、商談数・提案量・売上見込みを集めた日次のレポートをSlackに届ける仕組みが、決まった時刻に動いています。決めた時刻に動かす段へ進むのは、型にした手順の結果を、人が何度か確かめてからにします。

型C・帯構造型。Claude Codeの使い道が広がる3つの段を、下から上へ3本の帯で積む。要素=段1「その場で頼む」=人が1件ずつ結果を見る/段2「手順を型にする」=スキルにして一言で呼び出す。結果は人が見る/段3「決めた時刻に動かす」=人が見ていない時間に動く。結果をあとで確かめる。各帯の左に白抜きラベル「段1」「段2」「段3」を置き、本文の段1〜3と対応させる。帯の右端に、上に行くほど濃くなる淡青のチップ「人が見ていない時間」。段1を淡い青、段3を濃い青。黄マーカーは下部の結論バーの「人が見ていない間」の1点だけ。結論=Claude Codeの使い道は、その場で頼む・手順を型にする・決めた時刻に動かすの順に広がり、段が上がるほど人が見ていない間に動く範囲が広がります。

Claude Codeの使い道は、その場で頼む・手順を型にする・決めた時刻に動かすの順に広がり、段が上がるほど人が見ていない間に動く範囲が広がります。

Claude Codeを使うには、ほとんどの画面で有料のプランかAnthropic Consoleのアカウントが要ります。会社でどのプランから試すかは、クロードコードは無料で使える?|無料プランの範囲と会社で試す方法で扱っています。


Claude Codeに任せないほうがよい作業|送る・決める・払うの最後の一手

Claude Codeに任せないほうがよいのは、会社の外へ出す・社内の決定を確定させる・お金を動かす、の最後の一手です。ここまでの例でも、メールの送信と面接の合否は人が行い、経理でも支払いの確定は人に残していました。

この3つは、間違えたときに取り消せないか、取り消すのに相手を巻き込む操作です。Claude Codeには、その一手の手前で止めるように頼みます。

外部サービスに書き込みや削除の権限を渡したままつなぐと、意図しない変更が起きることがあります。社内で実際に起きた例と、つなぐ前に権限を絞る順番は、Claude Codeの主要機能とは|Plan ModeとMCPで扱っています。

Claude Codeが作業を速く進めるほど、任せ方を誤ったときの影響も速く広がります。そうした限界を含めて、どこに驚き、どこで止まるかは、Claude Codeは何がすごい?|非エンジニアが驚く3つの場面と限界で扱っています。


この記事で解けないこと|業種ごとの業務・設定値・効果の大きさ

部署ごとのClaude Codeの使い道について、この記事が答えを出さないのは次の3つです。

業種に固有の業務と帳票

本記事の例は、DAIJOBUの社内で動いている使い方と、研修で扱っているワークです。業種ごとに決まった帳票や、法令で手順が決まっている業務は扱っていません。

権限やつなぐ先の設定値

どのフォルダを読ませ、どのサービスにどの権限でつなぐかの設定値は、会社の業務と権限の持ち方で変わります。本記事は、任せる作業と人が確認する点の判断基準までにとどめます。

時間がどれだけ減るか

作業時間がどれだけ減るかは、業務の量と形で変わり、本記事には母数のそろった数字がありません。見積もるなら、選んだ1件に今かかっている時間を、自社で数回測るところから始めます。


Claude Codeで何ができるかに関するよくある質問

Q. 営業・人事・経理以外の部署でも、同じ見分け方で選べますか

A. 選べます。3つの条件は、部署の名前ではなく作業の形で見るものだからです。 総務やマーケティングの作業も、同じ表に当てて最初の1件を選べます。業種に固有の帳票や、法令で手順が決まっている業務は、この記事では扱っていません。

Q. ExcelやGoogleスプレッドシートの作業にも使えますか

A. 使えます。DAIJOBUの研修では、請求書の画像をExcelの表にまとめるワークと、売上の表から達成率のレポートを作るワークを扱っています。 社内では商談の記録をGoogleスプレッドシートへ書き足す仕組みも動いており、どの場合も、元の資料と合計や件数が合うかは人が確かめます。

Q. PCを閉じている間も、Claude Codeを動かせますか

A. クラウドで動くルーティンなら、PCの電源が切れていても動きます。 ただしルーティンは手元のファイルにアクセスできません。手元のファイルを使うデスクトップアプリのスケジュール済みタスクは、アプリが開いていてPCが起動しているときだけ動きます。

Q. 部署で最初に任せる1件は、どう選べばよいですか

A. 材料がファイルやツールにあり、手順が毎回同じで、出来上がりを送る前に人が確かめられる作業から選びます。 営業なら商談後のメールの下書き、人事なら面接の準備、経理なら請求書の画像の転記が、この形に当たります。


Claude Codeの使い道|部署別の総括表

部署・論点

Claude Codeに任せる作業

人に残すこと

見分け方

3つの条件がそろう作業

出来上がりの確認

営業

フォローメールの下書き、商談記録の集約、秘密保持契約の一次チェック

送信、約束の中身、契約の最終判断

人事

面接の準備と記録、求人票の書き分け、1on1の論点出し

評価と合否、掲載する条件、話す内容

経理

請求書の画像の転記、達成率のレポート、申請フォームへの入力

元の資料との照合、勘定科目の判断、支払いと申請の確定

広げ方

1件ずつ頼む→スキルにする→時刻で動かす

時刻で動かす前に、型にした手順の結果を何度か確かめる

見分け方の3つの条件は、公式の分類ではなく本記事の整理です。


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まとめ|Claude Codeで何ができるのか

Claude Codeで何ができるかは、部署の名前ではなく、手元の作業に材料・手順・確認の3つがそろっているかで答えが出ます。営業・人事・経理のどれでも、Claude Codeが進めるのは、相手に送る・合否を決める・お金を払うという最後の一手の手前までです。

部署で最初の1件を決めるなら、次の3つから始められます。

  1. 今日:自部署で毎週くり返している作業を3つ書き出し、それぞれの材料がどこにあるかを1行ずつ添える
  2. 今週中:書き出した中から1件を選び、今かかっている時間を2回測って、人が確認する点を1行で書く
  3. 今週中:選んだ1件の材料に個人情報やお金の情報が入っていなければ、その場で頼み、出来上がりのうち人が確かめた点を書き出す

最後に、社内で自分に問える1問を置きます。御社の部署で毎週くり返している作業のうち、材料・手順・確認の3つがそろうものを1つ挙げられますか。

  • Claude Codeで何ができるかは、機能の名前より、材料がファイルやツールにあるか・手順が毎回同じか・出来上がりを人が確かめられるかの3点で決まります。3点がそろう作業は、部署を問わず任せる候補になります
  • 営業は商談の前後の書く作業、人事は採用と面談の準備、経理は画像の転記と集計が、最初に任せやすい業務です。どれも、送る・決める・払う手前で止め、人が確かめる形で使います
  • 使い道は、その場で頼む・手順を型にする・決めた時刻に動かすの順に広がります。人事と経理は個人情報やお金の情報を扱うため、渡してよい情報を先に決めてから始めます

部署で最初に任せる1件と、人が確認する点を社内でそろえる材料は、サービス資料(無料・PDF)をダウンロードするからご確認いただけます。

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実際の画面で使い道を確かめてから決めたい場合は、無料体験講座を申し込むもご利用ください。

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出典・注記

  • Anthropic「概要」 https://code.claude.com/docs/ja/overview (2026年10月5日参照)。Claude Codeの位置づけ、使える画面、MCPで外部サービスにつなぐ例、スキル、決めた時刻に動かす方法の種類、デスクトップアプリの有料サブスクリプションの前提による
  • Anthropic「一般的なワークフロー」 https://code.claude.com/docs/ja/common-workflows (2026年10月5日参照)。「ノートと非コードフォルダで作業する」(どのディレクトリでも機能すること)と「画像を使用する」(画像の渡し方と分析)による
  • Anthropic「Chrome で Claude Code を使用する」 https://code.claude.com/docs/ja/chrome (2026年10月5日参照)。ログイン状態の共有、フォーム入力とデータ抽出、ログイン画面とCAPTCHAでの一時停止、必要なプランによる
  • Anthropic「Claude Code Desktop でスケジュール設定されたタスクを実行する」 https://code.claude.com/docs/ja/desktop-scheduled-tasks (2026年10月5日参照)。スケジュール済みタスクが動く条件と、ルーティンとの比較表(マシンの起動・ローカルファイルへのアクセス・権限プロンプト)による
  • 3つの条件、3つの段、部署ごとの例の並べ方は、本記事の整理です。公式の分類ではありません
  • 社内の使い道、研修のワーク、比較資料の例は、当社の自社情報(非エンジニア向けユースケース集・研修資料。2026年8月時点)です。個々の取引先名は記載していません
  • 機能と前提は、版・プラン・組織の設定で変わります。本記事は2026年10月5日時点で確認した内容です

この記事について

本記事は、法人向けにClaude Codeの研修を提供するDAIJOBUが、営業・人事・経理の業務でClaude Codeに任せる作業と人が確認する点を、公式ドキュメントと自社の使い道に沿って整理したものです。

著者

DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修部 コンテンツ担当 佐藤 雅俊

編集責任者

DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修 事業責任者 石井 雄大

監修

DAIJOBU株式会社 代表取締役 山中 裕貴

公開日

2026年10月6日

最終更新日

2026年10月6日