DAIJOBU
資料ダウンロード
メニュー
記事・コラムセキュリティ

Claude Codeは学習に使われる?|セキュリティ設定をプラン別に

Claude Codeは学習に使われる?|セキュリティ設定をプラン別に

社員がClaude Codeを試し始め、入れたコードや資料が学習に使われないかを聞かれたら、セキュリティの確認で最初に見るのは、Claude Codeがどのアカウントでサインインしているかです。

会社のTeam・Enterprise、APIなどの契約で動いていれば既定で学習に使われず、社員個人のProやMaxで動いていれば、学習に使うかは本人のプライバシー設定で決まります。

この記事の要点は3つ

  1. Claude Codeに送ったコードとプロンプトが学習に使われるかは、サインインしたアカウントの契約で決まります。Team・Enterprise・API・クラウド事業者経由は既定で学習に使わず、個人のPro・Maxは本人が設定で選びます
  2. いまどの契約で動いているかは、Claude Codeの /status で確かめられます。環境変数のAPIキーなど資格情報が複数あると、優先順位の高いものが使われます
  3. 会社の組織以外のclaude.aiのアカウントでのサインインを止める設定は、管理設定の forceLoginMethod と forceLoginOrgUUID です。止められるのは管理設定を配った端末までで、学習とは別に /feedback などでAnthropicへ送られる経路も残ります

会社の契約でClaude Codeを社員に配る人数が見えてきたら、研修にかかる費用の目安を料金試算(助成金対応)で確かめられます。

料金を試算する(助成金対応) ▶

本記事は、社員がClaude Codeを動かす端末とアカウントの決め方を、法人の研修とセキュリティ設計の支援で扱っている側から、学習の扱いを確かめる手順に絞って書きます。学習の扱いは道具の性能では決まらず、起動したときに使われる資格情報と、その契約を会社がどう配るかで決まります。事故を防ぐ設計の全体はClaude Code セキュリティの考え方と事故を防ぐ設計で扱っており、この記事は個人で趣味に使う方や、クラウド事業者側の契約条件の読み方には当てはまりません。

この記事でわかること

  • Claude Codeに送った内容が学習に使われるかを決めるもの
  • 主な4つの入口ごとの、学習の既定とAnthropic側の保持期間
  • いまの端末がどの契約で動いているかを /status で確かめる手順
  • 会社の組織以外のclaude.aiのアカウントでのサインインを止める管理設定と、その限界
  • 学習とは別に、Anthropicへ送られる経路と止め方

Claude Codeは学習に使われるか|契約で決まり、契約はサインインで決まる

Claude Codeに送ったコードとプロンプトが学習に使われるかは、Claude Codeの設定画面より先に、使っているアカウントの契約で決まります。Claude Codeの公式ドキュメント「Data usage」(以下、Data usage)は、学習の扱いを個人向けの利用者と商用の利用者に分けて書いています。

個人向けのFree・Pro・Maxでは、利用者が学習への利用を選べます。Data usage は、この設定がオンのとき、これらのアカウントでClaude Codeを使った場合も含めて、新しいモデルの学習に使うと書いています。

商用の利用者として挙がっているのは、Team・Enterprise・API・他社のプラットフォーム・Claude Govです。同じページは、商用の規約のもとでClaude Codeに送られたコードやプロンプトで生成モデルを学習させないとし、例外を、顧客がモデルの改善のためにデータの提供を選んだ場合としています。

型D・フロー型。Claude Codeに送った内容の学習の扱いが決まる流れを、左から右へ4つの箱で示す。要素=箱1「Claude Codeを起動する」→箱2「使う資格情報が1つに決まる」(箱の下に小さく「複数あれば優先順位の高いもの」)→箱3「その資格情報の契約」→右で2本に分かれる矢印。上の矢印の先「会社の契約(Team・Enterprise・API・クラウド事業者)=既定で学習に使わない」、下の矢印の先「個人の契約(Pro・Max)=本人の設定で決まる」。箱3「その資格情報の契約」を青で強く、ほかは白地に青枠(結論の段を塗る)。大きな番号は置かない。結論=Claude Codeの学習の扱いは、起動したときに使われた資格情報の契約で決まります。

Claude Codeの学習の扱いは、起動したときに使われた資格情報の契約で決まります。

ファクトボックス|Claude Codeの学習の扱い(公式情報)

項目

内容

個人向け(Free・Pro・Max)

学習への利用を利用者が選ぶ。オンなら、Claude Codeから送った内容も学習に使われる

商用(Team・Enterprise・API・他社のプラットフォーム・Claude Gov)

商用の規約のもとで送ったコードやプロンプトで生成モデルを学習させない。例外は顧客がデータの提供を選んだ場合

例外として挙がる仕組み

Development Partner Program(組織の管理者が明示的に参加する。Anthropicが直接提供するAPIだけが対象)

出典URL

https://code.claude.com/docs/en/data-usage

参照日

2026年10月14日

免責

扱いは規約とドキュメントの改定で変わります。自社の契約と最新の公式ページで確かめてください

検索結果で多いのはプランの既定、少ないのは手元での確かめ方

2026年10月3日に取得した「claude code セキュリティ 学習」の検索結果では、上位10件中9件が、タイトルか見出しで学習の扱いを取り上げていました。一方で、Claude Codeの中でいまサインインしているアカウントを確かめる手順を見出しに立てたページは、10件の中に見当たりませんでした。

数えたのは見出しまでで、本文で触れているページはあり得ます。それでも、プランごとの既定を知ったあとに自社の端末で確かめる手順が、この記事で足す部分です。

Claudeのアプリ側で学習・保存期間・権限・共有の4項目をどこで設定するかはClaudeのセキュリティ設定はどこまで必要?|個人と会社で変わる4項目で、学習のほかに会話が残る場所と見える人はClaudeで個人情報はどう扱われる?|学習・保存・共有の3経路と設定で扱っています。この記事はClaude Codeに絞り、入口ごとの既定と、手元での確かめ方を書きます。

学習の話を、Claude Codeが危ないと言われる理由の1つとして整理した記事はClaude Codeは危険?|「危ない」と言われる5つの理由と判断軸です。この記事はその先の、自社の端末で確かめる手順を扱います。

Claude Codeの学習の扱いは、起動したときに使われた資格情報が、どの組織のどの契約のものかで決まります。


プラン別の既定|入口ごとに、学習と保持期間が変わる

Claude Codeを動かす入口は、主に4つに分けられます。入口によって、学習の既定と、Anthropic側で会話が保持される期間が変わります。4つの分け方は、公式ドキュメント「Authentication」に並ぶサインインの方法をもとにした本記事の整理です。

入口

対象の契約

学習の既定

Anthropic側の保持

個人の契約でサインイン

Pro・Max(データの方針ではFreeも同じ個人向けの区分)

本人がプライバシー設定で選ぶ。オンなら学習に使われる

学習を許可していれば5年、許可していなければ30日

会社の契約でサインイン

Team・Enterprise

既定で使わない

標準は30日。ゼロデータ保持は標準のEnterpriseには含まれず、Anthropicの担当が資格を確認して組織ごとに有効にする

Claude ConsoleのAPI

Console の組織に招待されたアカウント・APIキー

既定で使わない

標準は30日

クラウド事業者経由

Amazon Bedrock・Google CloudのAgent Platform・Microsoft Foundry

既定で使わない(商用の区分)

クラウド事業者側の契約と設定による。本記事では扱わない

(参照日=2026年10月14日。学習の既定と保持期間は Data usage、入口の種類は Claude Code Docs「Authentication」による)

個人向けの契約には、設定とは別の例外もあります。Privacy Centerの個人向けのページは、安全性の審査の対象になった会話を利用ポリシーの検知と執行の改善に使うことがあるとし、Trusted Tester Programなどに明示的に参加した場合も学習に使うとしています。

Authentication には、ほかに、自社で立てるゲートウェイを通して社内のSSOでサインインする形も載っています。この形は推論の送り先にクラウド事業者を使うため、本記事では4つ目の入口の仲間として扱います。

料金を会社が払っていても、Pro・Maxは個人向けの区分

表の1行目で見落とされやすいのは、ProとMaxが有料でも個人向けの区分に入る点です。Data usage の学習の方針は、料金の有無ではなく、個人向けか商用かで分かれています。

社員が会社の経費で個人のMaxを契約し、そのアカウントでClaude Codeにサインインしている場合も、学習の扱いは本人のプライバシー設定で決まります。個人の契約と会社の契約の分かれ目と、法人が選ぶプランの基準は、Claude Codeのplanはどれ?|法人がProとTeamを選ぶ3基準で扱っています。

個人の契約の学習の設定は、claude.aiのプライバシー設定にあるモデルの改善の項目です。Data usage は、この設定をいつでも変えられるとし、設定の場所として claude.ai/settings/data-privacy-controls を挙げています。

APIの契約でも、管理者がDevelopment Partner Programに参加すると学習に使われることがある

商用の契約の例外として Data usage が挙げるのは、Development Partner Program です。組織の管理者がこのプログラムに明示的に参加すると、提供した素材がモデルの学習に使われることがあります。

同じページによると、このプログラムはAnthropicが直接提供するAPIだけが対象で、Amazon BedrockとGoogle CloudのAgent Platformの利用者は参加できません。ConsoleのAPIの契約で学習に使わない既定を保ちたいなら、管理者がこのプログラムに参加していないかを、契約の担当者に確かめます。

学習に使わない既定が付くのは会社の契約で、会社が料金を払っているかどうかでは決まりません。


Claude Codeの確かめ方|/statusで、いま使っている資格情報を見る

いまの端末のClaude Codeがどの契約で動いているかは、Claude Codeの中で /status を開くと確かめられます。Authentication は、どの方法が使われているかを /status で確かめるよう案内しています。

確かめる必要があるのは、1台の端末に資格情報が複数あり得るからです。同じページによると、資格情報が複数あるとき、Claude Codeは決まった優先順位で1つを選びます。クラウド事業者を使う指定がいちばん上で、環境変数のトークンとAPIキー、APIキーを返す補助スクリプト、長期のトークン、プロファイルが続き、/login でのサインインはほぼいちばん下です。

型C・帯構造型。Claude Codeが資格情報を選ぶ優先順位を、上から4段の帯で示す。要素=1段目「クラウド事業者の指定」=Bedrock・Agent Platform・Foundryを使う環境変数/2段目「環境変数のトークン・APIキー」=ANTHROPIC_AUTH_TOKEN・ANTHROPIC_API_KEY/3段目「補助スクリプト・長期トークン・プロファイル」=apiKeyHelper・setup-tokenの長期トークン など/4段目「/loginのサインイン」=Pro・Max・Team・Enterpriseの既定の方法。優先順位はほぼいちばん下。各段の左に白抜きラベル、右に説明枠。左端に上向きの矢印「上の段ほど優先」。1〜3段目を青で強く、4段目は淡い青。大きな番号は置かない。結論=承認した上の段の資格情報があれば、/loginで会社のアカウントに入っていても、そちらが使われます。

承認した上の段の資格情報があれば、/loginで会社のアカウントに入っていても、そちらが使われます。

確かめる手順は3つ

  1. Claude Codeを起動して /status を開く。ログインの方法と、組織・メールアドレスの行を見ます。ログインとAPIキーの両方があるときは、公式ドキュメントによると、使われていない方に印が付きます
  2. 組織とメールアドレスを、会社の契約と照らす。会社の組織名と会社のメールアドレスでなければ、個人の契約か、別の組織の契約で動いています
  3. 会社の契約でなかったら、/logout してから会社のアカウントでサインインし直す。環境変数のAPIキーが原因なら、その変数を外してから /status をもう一度見ます

見落としやすい3つの場面

1つ目は、環境変数のAPIキーです。Authentication によると、ANTHROPIC_API_KEY を置いた端末では、対話の画面で一度だけ使うかを聞かれ、その選択が記憶されます。-p を付けた対話なしの実行では、キーがあれば常にそれが使われます。

2つ目は、claude setup-token で作る1年有効のトークンです。自動実行の仕組みで使う形として案内されており、作った人のサブスクリプションで認証されます。社員が個人のMaxで作ったトークンを社内の自動実行に置くと、その実行は個人の契約で動きます。

3つ目は、仕事用と個人用のアカウントを並べて使う設定です。同じページは、設定の置き場所を分ける CLAUDE_CONFIG_DIR で、アカウントごとに別のサインインを持てると案内しています。この使い方をしている端末では、ターミナルを開くたびに /status で、どちらのアカウントで動いているかを確かめます。

/status で確かめるのは学習のトグルではなく、いまの会話を送っている資格情報の組織とメールアドレスです。


個人のclaude.aiアカウントで使わせない設定|forceLoginMethodとforceLoginOrgUUID

社員の端末で、会社の組織以外のclaude.aiのアカウントでClaude Codeにサインインさせないための設定は、管理設定に書く forceLoginMethod と forceLoginOrgUUID の2つです。/status で確かめる手順は、社員が見に行ったときにしか効きません。会社として学習の扱いをそろえるなら、入口そのものを設定で絞ります。

当社が法人向けのセキュリティ設計で使う4層の整理では、いちばん下の土台を端末・環境の層とし、どの端末・どのアカウントで動かすかを決める層と定めています。同じ資料では、個人契約のAI利用は会社の統制の外にあるため、個人アカウントでの利用を仕組みで封じる対象に置いています。2つの設定は、この土台の層を Claude Code の中で形にするものです。

2つの設定で決めること

Authentication によると、2つの設定の役割は次のとおりです。

  • forceLoginMethod:サインインの方法を、claude.ai・Claude Console・ゲートウェイのどれかに限ります
  • forceLoginOrgUUID:claude.aiのサインインを、指定した組織に限ります。値は、Team・Enterpriseの管理画面の組織設定に出ている組織IDです

forceLoginOrgUUID を管理設定で配った端末では、ほかの組織のclaude.aiのアカウントでサインインしようとするとエラーになります。使っているclaude.aiの資格情報が指定外の組織のものなら、Claude Codeは起動の時点で終了します。環境変数の ANTHROPIC_API_KEY・ANTHROPIC_AUTH_TOKEN と apiKeyHelper は、組織に属しているかを確かめられないため、起動の時点で止められます。

同じページは、2つの設定を端末管理の仕組みで配るよう案内しています。管理画面から配るサーバー管理設定は、すでに組織で認証したアカウントにしか届かず、最初のサインインを向け直せないからです。

サーバー管理設定も併せて使う会社は、2つの設定を両方の置き場所に書きます。管理設定の置き場所と優先順位の全体は、冒頭で挙げた4項目の記事で扱っています。

型B・対比型。2つの設定を配る前と後で、社員の端末で起きることを上下に並べる(配る前が上・配った後が下)。要素=上「配る前」=個人のPro・Maxでもサインインできる/別の組織のアカウントでも動く/環境変数のAPIキーがあればそれが使われる。下「配った後」=指定した組織以外の`claude.ai`のサインインはエラーになる/指定外の組織の資格情報なら起動時に終了する/環境変数のAPIキーは起動時に止まる。下(推す側)を青で強く、上は淡いグレー。下部に淡い帯「届くのは、端末管理の仕組みで設定を配った端末まで」。大きな番号は置かない。結論=2つの設定を配った端末では、会社の組織以外の`claude.ai`の資格情報でClaude Codeを動かしにくくなります。

2つの設定を配った端末では、会社の組織以外のclaude.aiの資格情報でClaude Codeを動かしにくくなります。

2つの設定でも止まらない場面

Authentication は、2つの設定が効かない場面も書いています。止められると思い込まないよう、主なものを並べます。

  • 対話のサインイン画面では、forceLoginMethod は方法を先に選んでおくだけで、強制しません。claude.aiに限っていても、その画面からConsoleのサインインを済ませられます
  • claude setup-token と /install-github-app は forceLoginMethod だけを守るため、別の組織でトークンを作れます
  • Consoleのサインインでは、forceLoginOrgUUID は組織を先に選んでおくだけで、できた資格情報がどの組織のものかは確かめません
  • 管理設定を配っていない端末と私物の端末には、2つの設定は届きません

送り先の事業者そのものを限りたい場合は、管理設定の allowedProviders で、Anthropic API・Amazon Bedrockなど使ってよい送り先を並べられます。この設定はClaude Code v2.1.285以降で使えます。

社員にClaude Codeを配る人数と研修の形が決まったら、費用の目安を料金試算(助成金対応)で人数から出せます。

料金を試算する(助成金対応) ▶


学習のほかにAnthropicへ送られるもの|経路ごとの送り先と、入口で変わる既定

Claude Codeには、学習の設定とは別に、Anthropicへ情報が送られる経路があります。学習に使わない会社の契約でも既定で開いている経路があり、どれが開いているかはClaude Codeの入口で変わります。ここでは経路ごとに、どこへ送られ、入口ごとに既定がどうなるかを Data usage の記述で並べます。

/feedbackは、コードを含む会話の写しを送り、5年保持される

/feedback・/bug・/share で送ると、コードを含む会話の写しがAnthropicに送られ、5年保持されます。送る前の画面で含める履歴の範囲を選べることは、Claudeで個人情報はどう扱われる?|学習・保存・共有の3経路と設定で扱っています。

この記事で足すのは入口による違いです。Data usage によると、Amazon Bedrockなどのクラウド事業者を使う場合や、Anthropicの資格情報が無い場合、/feedback は報告をAnthropicへ送らず、手元の ~/.claude/feedback-bundles/ に保存します。

セッションの評価は点数だけ、写しの共有は「はい」を選んだときだけ

Claude Codeの使用中に、セッションの出来を聞く評価の質問が出ることがあります。Data usage によると、この質問に答えて記録されるのは点数だけで、会話の写しや入力・出力は、評価の質問そのものでは集めません。

評価のあとに、セッションの写しを見てよいかを聞く質問が別に出ることがあります。「はい」を選ぶと、会話の写しと手元のセッションの記録がAnthropicに送られ、最大6か月保持されます。

既知のAPIキーやトークンの形は送る前に伏せられますが、ソースコードとファイルの中身はそのまま送られます。Amazon Bedrockなどを使う場合は、送る代わりに手元のフォルダへ保存されます。同じページは、この質問への回答と送った写しを、学習の設定に影響させず、モデルの学習にも使えないと書いています。

利用状況の指標にはコードを入れず、エラー報告は個人の契約だけで有効

Claude Codeは、遅延や使われ方といった利用状況の指標と、Claude Code自身のエラーの報告も送ります。指標はAnthropicと第三者のログ基盤に送られ、Data usage によると、コード・プロンプト・ファイルのパスを含めません。エラーの報告は第三者のエラー追跡サービスに送られ、既知の秘密の形やファイルのパス、メールアドレスなどは送る前に伏せられます。

エラーの報告が有効になるのは、ProかMaxでサインインし、版が v2.1.198 以降で、Claude APIに直接つなぎ、組織にゼロデータ保持やHIPAAの契約が無い場合に限られます。利用状況の指標は、Claude APIにつなぐ場合、契約にかかわらず既定でオンです。

Webのページを取りに行く道具を使うときは、安全性の確認のために、ホスト名だけがAnthropicに送られます。URLの全体やページの中身は送られません。この確認は、下に挙げる必須でない通信をまとめて止める環境変数では止まらず、止めるには設定の skipWebFetchPreflight を使います。

型A・全体像カード型。学習の設定とは別に、Claude CodeからAnthropicへ送られる経路を、2行2列の4枚のカードで示す。要素=カード「/feedback・/bug・/share」=コードを含む会話の写し。5年保持/カード「評価のあとの写しの共有」=「はい」を選んだときだけ送る。最大6か月保持。学習には使わない/カード「利用状況の指標・エラー報告」=指標はコード・プロンプト・ファイルのパスを含めない。エラー報告は第三者のエラー追跡サービスへ送り、ProかMaxでサインインしClaude APIに直接つなぐ場合などに限って有効/カード「Webを取りに行く前の確認」=ホスト名だけを送る。「/feedback・/bug・/share」のカードを青で強く、ほかの3枚は淡い青。大きな番号は置かない。結論=学習に使わない契約でも、/feedbackで送った会話の写しはAnthropicに5年残ります。

学習に使わない契約でも、/feedbackで送った会話の写しはAnthropicに5年残ります。

止めたい経路は、環境変数で個別に止める

Data usage が挙げる、経路ごとの止め方は次のとおりです。環境変数は、管理設定の env の項目に書いて配ることもできます。

  • /feedback などの送信を止める:DISABLE_FEEDBACK_COMMAND=1
  • セッションの評価の質問を止める:CLAUDE_CODE_DISABLE_FEEDBACK_SURVEY=1
  • 利用状況の指標を止める:DISABLE_TELEMETRY=1
  • エラーの報告を止める:DISABLE_ERROR_REPORTING=1
  • 必須でない通信をまとめて止める:CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC=1

同じページによると、Amazon Bedrock・Google CloudのAgent Platform・Microsoft Foundryを使う場合は、エラーの報告・指標・/feedback の送信が既定で止まっています。評価の質問とホスト名の確認は、どの送り先でも既定で動きます。

Anthropicへ送られる経路の既定はClaude Codeの入口で変わるため、止める経路は学習の設定とは別に、入口ごとに決めます。


Claude Codeの学習で、この記事で解けないこと|端末の外と契約の細部

Claude Codeの学習の扱いは、契約と端末の設定まではこの記事の手順で確かめられますが、その外側は扱えません。限界を置く位置を先に示しておきます。

管理していない端末と、私物の端末

管理設定が届くのは、会社が端末管理の仕組みで設定を配った端末までです。私物のPCで個人のアカウントを使ってClaude Codeを動かした分は、この記事の設定では止められません。会社の統制の外にある利用を、どの社内ルールと教育で受けるかは、会社ごとに決める必要があります。

クラウド事業者経由の保持と、ゼロデータ保持の資格

Amazon BedrockなどのAnthropic以外の事業者を通す場合、学習の扱いは商用の区分に入りますが、会話の保持や暗号化の条件はその事業者の契約と設定によります。ゼロデータ保持も、Data usage は標準のEnterpriseには含まれず、Anthropicの担当が資格を確認して組織ごとに有効にするとしており、自社が対象になるかはこの記事では判断できません。

法令との関係と、入力してよい情報の線引き

学習に使われない契約でも、個人情報や取引先の秘密を入れてよいかは、法令と契約と社内の規程で決まります。この記事は製品の既定と設定の確かめ方までにとどめ、入れてよい情報の線引きは扱いません。


Claude Codeの学習に関するよくある質問

Q. Claude CodeをConsoleのAPIキーで使う場合も、学習に使われませんか

A. ConsoleのAPIは商用の区分に入り、Data usage では既定で学習に使わない扱いです。 例外は、組織の管理者がDevelopment Partner Programに参加した場合です。ただし、forceLoginOrgUUID はConsoleの資格情報がどの組織のものかまでは確かめないため、会社の組織のキーかどうかは別に管理します。

Q. /statusで個人のメールアドレスが出た端末は、どうすればよいですか

A. /logout してから、会社の契約のアカウントでサインインし直します。 それまでに送った会話の扱いは、その個人の契約のプライバシー設定で決まっています。個人のclaude.aiのアカウントでのサインインを繰り返さないよう、管理設定の forceLoginMethod と forceLoginOrgUUID をその端末に配るかを決めます。

Q. 使用中に出る評価の質問に答えると、会話が学習に使われますか

A. 評価の質問に答えて記録されるのは点数だけで、Data usage では学習に使えないとされています。 そのあとに出る写しの共有で「はい」を選んだ場合だけ、会話の写しが送られ、最大6か月保持されます。質問そのものを出さないなら、CLAUDE_CODE_DISABLE_FEEDBACK_SURVEY=1 を配ります。

Q. Amazon Bedrock経由にすれば、Anthropicには何も送られませんか

A. 既定で止まる経路は多いものの、何も送られないわけではありません。 Data usage によると、Bedrock経由ではエラーの報告・指標・/feedback の送信が既定で止まりますが、評価の質問と、Webを取りに行く前のホスト名の確認は既定で動きます。会話の保持の条件は、Amazon Bedrock側の契約と設定で確かめます。


Claude Codeの学習とセキュリティ設定|総括表

確かめること

どこで見るか

会社で決める中身

1. 契約の入口

契約の種類(個人・会社・API・クラウド事業者)

業務で使う入口を、会社の契約のどれに限るか

2. いま使っている資格情報

Claude Codeの /status の組織とメールアドレス

確かめる人と時期。個人のメールが出たときの手順

3. claude.aiのサインインの制限

管理設定の forceLoginMethod・forceLoginOrgUUID

端末管理の仕組みで配る端末の範囲

4. 学習以外の送信

/feedback・評価の質問・指標・エラー報告

どの経路を環境変数で止め、どれを残すか

5. ConsoleのAPIの契約の例外

Development Partner Program への参加

参加するかどうかと、決める人

5つの確かめることの分け方は本記事の整理で、Anthropicの公式の手順の一覧ではありません。



まとめ|Claude Codeは学習に使われるのか

Claude Codeに送ったコードが学習に回るかどうかは、起動時に使われた資格情報が会社の契約のものか、個人の契約のものかで分かれます。会社の契約で動かしたい会社は、学習のトグルを探すより先に、社員の端末の入口を確かめ、管理設定で絞るところから始めます。

自社の端末を確かめるなら、次の3つから始められます。

  1. 今日:自分の端末でClaude Codeを開き、/status で組織とメールアドレスが会社の契約のものかを確かめる
  2. 今週中:業務でClaude Codeを使う入口を、Team・Enterprise・API・クラウド事業者のどれに限るかを決め、契約の担当者とそろえる
  3. 今週中:1台の端末に forceLoginMethod と forceLoginOrgUUID を管理設定で配り、個人のclaude.aiのアカウントで起動が止まるかを試す

最後に、社内で自分に問える1問を置きます。御社の社員の端末でClaude Codeの /status を開いたとき、会社の組織以外の名前が出る端末は1台も無いと言えますか。

  • Claude Codeに送ったコードとプロンプトが学習に使われるかは、サインインしたアカウントの契約で決まります。Team・Enterprise・API・クラウド事業者経由は既定で学習に使わず、個人のPro・Maxは本人が設定で選びます
  • いまどの契約で動いているかは、Claude Codeの /status で確かめられます。環境変数のAPIキーなど資格情報が複数あると、優先順位の高いものが使われます
  • 会社の組織以外のclaude.aiのアカウントでのサインインを止める設定は、管理設定の forceLoginMethod と forceLoginOrgUUID です。止められるのは管理設定を配った端末までで、学習とは別に /feedback などでAnthropicへ送られる経路も残ります

設定値は会社の業務と権限で変わるため、この記事では判断基準までにとどめます。

会社の契約でClaude Codeを配る人数が決まったら、研修にかかる費用の目安を料金試算(助成金対応)で確かめられます。

料金を試算する(助成金対応) ▶

Claude Codeで業務がどう進むかを画面で見てから決めたい場合は、初回無料体験講座もあります。

無料体験講座を申し込む ▶


出典・注記

  • Claude Code Docs「Data usage」 https://code.claude.com/docs/en/data-usage (2026年10月14日参照)。個人向けと商用の学習の扱い、Development Partner Program、/feedback の送信と5年の保持、セッションの評価と写しの共有、保持期間とゼロデータ保持、利用状況の指標とエラー報告、送り先ごとの既定、Webを取りに行く前のホスト名の確認、止める環境変数による
  • Claude Code Docs「Authentication」 https://code.claude.com/docs/en/authentication (2026年10月14日参照)。サインインの方法、資格情報の優先順位と /status、claude setup-token、CLAUDE_CONFIG_DIR、forceLoginMethod・forceLoginOrgUUID の働きと効かない場面、配り方、allowedProviders による
  • Claude Code Docs「Settings reference」 https://code.claude.com/docs/en/settings-reference 、「Settings files and precedence」 https://code.claude.com/docs/en/settings (2026年10月14日参照)。forceLoginOrgUUID が管理設定からだけ強制されることによる
  • Anthropic Privacy Center「Is my data used for model training?」(個人向け) https://privacy.claude.com/en/articles/10023580-is-my-data-used-for-model-training (2026年3月16日付・2026年10月14日参照)。個人向けで会話とコーディングのセッションが学習に使われる場合と、安全性の審査・明示的な参加の例外による
  • 検索結果の観察は、2026年10月3日に取得した「claude code セキュリティ 学習」の上位10件のタイトルと見出しを数えたもので、本文は数えていません
  • 4つの入口と5つの確かめることの分け方は、本記事の整理です
  • 端末・環境の層を土台に置く4層の整理は、当社のセキュリティ設計支援の資料による自社情報です
  • 既定値・保持期間・設定の名前は、契約・版・組織の設定で変わります。本記事は2026年10月14日時点で確認した内容です

この記事について

本記事は、法人向けにClaude Codeの研修を提供するDAIJOBUが、Claude Codeに送った内容が学習に使われるかと、その確かめ方を、Anthropicの公式ドキュメントに沿って整理したものです。

著者

DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修部 コンテンツ担当 佐藤 雅俊

編集責任者

DAIJOBU株式会社 Claude Code法人研修 事業責任者 石井 雄大

監修

DAIJOBU株式会社 代表取締役 山中 裕貴

公開日

2026年10月17日

最終更新日

2026年10月17日

記事を読んで、気になったことを

自社での活用について相談する

研修内容や費用、導入の進め方について、担当の石井にご相談いただけます。
ご入力のメールアドレスへご連絡します。日程の指定は不要です。

「Claude Codeは学習に使われる?|セキュリティ設定をプラン別に」を読んでのご相談として受け付けます。

入力内容の確認

まずは操作を体験したい方へ 無料体験講座(30分)を見る →