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「生成AIの価値観が変わった」経営層を含む14名が実践型研修で一斉に学び…

「生成AIの価値観が変わった」経営層を含む14名が実践型研修で一斉に学び、会議資料が間に合わない日々から脱却

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    DAIJOBU株式会社

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    執筆者

    DAIJOBU株式会社

    福島日産様 Claude Code法人研修の集合写真

    社名

    福島日産自動車株式会社

    業種

    • 自動車販売・整備

    従業員規模

    501〜1,000名

    サービス

    • Claude Code法人研修
      (全4回)/
      研修後の伴走支援

    課題・目的

    • 経営幹部の業務負荷

    • AI活用の進め方

    • セキュリティへの不安

    • 組織への浸透

      DAIJOBU導入の背景と効果

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      課題

      ・グループ会社が増え、経営幹部の業務負荷が高まっていた
      ・Geminiは活用していたが、AI活用をさらに進める方法に迷っていた
      ・セキュリティへの不安から、社員へのAIエージェント展開を止めていた

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      決め手

      ・セキュリティを4層構造に分解して対策する、QA・脆弱性診断の専門会社ならではの設計
      ・講師5〜6名体制で、一人ひとりのレベルに合わせてフォローする実践型の研修
      ・「強化しすぎない」セキュリティのバランスを、受講者と一緒に探っていく進め方

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      効果

      ・資料作成をClaude Codeに任せられるようになり、「会議資料が間に合わない」状態が解消
      ・AIが“資料作りの道具”から“コミュニケーションの前さばき役”へ。なんでも相談して物事を進められるように
      ・部下に指示を出すようにClaude Codeを使いこなすメンバーが生まれ、次は組織全体への浸透へ

      \ 今回お話を伺わせて頂いた方 /

      金子 與志幸

       様

      福島日産自動車株式会社 代表取締役社長

      2022年に4代目社長に就任。グループの経営を担いながら、自らClaude Codeを使い倒し、AI活用の旗振り役を務める

      \ 今回お話を伺わせて頂いた方 /

      小野 庄太

       様

      福島日産自動車株式会社 人事労務担当

      人事労務とシステムを担当し、Google Workspaceの全社導入も手がけた。今回の導入では情報システムの立場から、セキュリティの設計をリード

      福島日産様の取材・研修風景

      福島日産自動車株式会社様は、1938年の設立以来、福島県内で日産車の販売・整備を手がける自動車ディーラーです。県内に40を超える店舗を展開するほか、グループとして飲食やリサイクル、コミュニティ運営など、多様な事業へと領域を広げています。

      グループの拡大にともなって経営幹部の業務負荷が高まるなか、同社はGoogle Workspace上でGeminiを活用するなど、早くからAIの導入に取り組み、金子社長自身もいち早くClaude Codeを使い始めていました。しかし、グループ約900名の社員への展開は「正しく恐れなければ、使ってはいけない」と、あえて止めていたといいます。

      そこで2026年7月、DAIJOBUの「Claude Code法人研修」(全4回)を導入。経営層を含む役員陣14名が一斉に受講し、セキュリティの考え方から日々の業務での活用までを実践形式で身につけました。いまでは会議資料の作成をClaude Codeに任せ、人は「どう伝えるか」を考えることに時間を使えるようになっています。研修後も組織全体の設定づくりをDAIJOBUが伴走しながら、グループ会社の管理会計の効率化など、次のステージへの挑戦が始まっています。

      グループ経営と情報システム、それぞれの立場で導入を推進

      ―― まずは、お二人の現在のお仕事を教えてください。

      金子様(代表取締役社長):2022年に4代目として社長に就任し、自動車販売の既存事業と、グループ全体の経営の両方を見ています。いまは福島日産単独ではなく、車の解体・リサイクルを手がける会社をはじめ、グループとして事業の幅を広げているところです。

      小野様:人事労務を担当していて、主に人事・労務・システムの3つの組織を見ています。今回のClaude Code導入では、情報システムの立場から、主にセキュリティの部分を担当しました。

      福島日産様の取材・研修風景

      グループの拡大で増える幹部の負荷。AI活用の“次の一手”に迷っていた

      ―― AIの導入に取り組もうと思ったきっかけを教えてください。

      金子様:事業の規模が広がってきたことが大きいですね。飲食やリサイクル、コミュニティ運営など、グループ会社が増えてきたことで、幹部一人ひとりの業務負荷が高まっていました。会社が増えれば、そのぶん新しいシステムも増えます。店舗も40ありますから、本部は40店舗分を全部チェックしに行かなければいけない。そこを省人化していきたい、というのが出発点です。

      ―― それまでは、AIをどのように活用されていたのでしょうか?

      金子様:Google Workspaceを導入していたので、AIはGeminiを使っていました。ただ、そこからさらにAI活用を進めるにはどうしたらいいのか、正直迷っていたんです。社員のなかにも、本当はもっと現場とコミュニケーションしたいのに、管理の仕事でかなりストレスを感じている人が多くいました。

      また、事業が広がるにつれてデータの量も増え、システムも増えて、そのぶん作業の負担も増えていました。

      ―― DAIJOBUとは、どのように出会ったのでしょうか?

      金子様:知人の紹介で知りました。私自身がClaude Codeを使ってみて、これは我々にとって強い武器になると確信していたので、最初の打ち合わせで、その場で導入を決めました。

      ほかの研修も受けてきましたが、どこか不完全燃焼感が残っていたんです。だから今回は、私自身が積極的に関わろうと決めていました。正直、楽しみでしかなかったですね(笑)。

      「正しく恐れなければ、使ってはいけない」。社員への展開を、あえて一度止めた

      ―― 最初の打ち合わせでは、「やばいと思いながらも使っている」とおっしゃっていたのが印象的でした。

      金子様:グループで約900名いるので、皆さんに使ってもらったらセキュリティ的にまずいと思って、社員への展開は止めていたんです。私だけが責任を持って使っていました。たとえばClaudeに削除を頼んだら、Google Workspaceの大事な情報を、ポチッと時限爆弾を落とすみたいに全部壊してしまうんじゃないか。まさに、やばいと思いながらも使っている状態でした。

      実は、私が会議で「Claude Codeを使い始めた」と話したら、社員の皆さん、使いたくてしょうがな句なってしまったんです。でも本当に怖いので、一旦Googleのツールだけで使ってもらうことにしました。正しく恐れなければ使ってはいけない、というのがClaude Codeの本質だと思っていたからです。

      だからこそ、まずはセキュリティをきっちりクリアする。社員は難しく考えなくていい、与えられた条件の中で安心して使ってください、という状態をつくりたかったんです。やりながら覚えるのも大事ですが、絶対に間違えてはいけないところを最優先で押さえる。そのうえで、やりたいことをやっていく。基礎と応用の順番ですね。

      ―― 小野さんは、セキュリティの設計を担当されていかがでしたか?

      小野様:セキュリティは、だいぶ怖かったです。セキュリティは強化したい。でも、強化しすぎると今度は使えなくなってしまう。そのちょうどいいバランスを求められたのも、よかったですね。

      研修の途中で一度、あえて厳しく設定しすぎた時期があって、自動化が難しいくらい硬かったんです。そこで全員で話し合って、方針はなるべく単純にしよう、と。完全に禁止すべき最高リスクをまず決めて、それ以外は業務の効率化のために原則開放して活用する。そう決められたのもよかったと思います。

      福島日産様の取材・研修風景

      金子様:セキュリティも、分解して考えることが大事だと感じました。会社の規則やルールをもう一度見直していくと、生成AIの落とし穴がどこにあるのかを言語化できるようになってくる。DAIJOBUさんの「4層構造のセキュリティ対策」を考えるやり方は、とてもよかったです。

      ―― 社内では、どのように方針を決められたのですか?

      金子様:執行役会でセキュリティについて話し合い、会社としての方針を決めました。

      DAIJOBUの「4層セキュリティ統制」とは

      AIエージェントを組織で使うときのリスクを、「端末・環境」「Claude Codeの設定」「運用ルール」「人」の4つの層に分けて対策する考え方です。管理者が全端末に配る設定で、AIが触れてよい範囲を仕組みとして固める。そのうえで、仕組みだけでは防ぎきれない部分を、情報の扱いのルールと「承認する前に内容を読む」習慣で受け止めます。守りを固めすぎて使えなくなることのないよう、どこまでを仕組みで止め、どこからを人の判断に任せるかを、業務に合わせて一緒に設計します。

      講師5〜6名の実践型研修。受講者は“あえてカオス”に

      ―― 研修で印象に残っていることはありますか?

      小野様:これまでの研修だと、講師の方が1〜2人来て、話を聞くだけの受け身になりがちでした。今回は講師が5〜6名いて、わからない人のところにすぐ聞きに行ける体制があったんです。受講者によってレベルがかなり違ったので、細かくフォローしてもらえたのは本当にうれしかったですね。実践型で、受け身にならないところもよかったです。

      ―― 受講者の顔ぶれにも、金子社長のこだわりがありましたよね。

      金子様:あえて、いろいろな人を混ぜました。現場でパソコンを使うのが苦手な人もいれば、システムに詳しいメンバーもいる。わざとカオスな状況にして、そこにClaude Codeで横串を通したかったんです。

      私の想定では、最初は営業のメンバーも「いやいや」と思いながらやっていたはずです。でも続けていくうちに、現場でお客様と商談している人ほど、実はこれに助けられる。それが見えてくると思っていました。

      福島日産様の取材・研修風景

      宿題とスキル発表会で、「何をやりたいか」から始める

      ―― 社内での浸透に向けて、工夫されたことはありますか?

      金子様:まずは、研修をしっかりやることですね。そのうえで受講者に宿題を出して、研修の前にスキル(Claude Codeに覚えさせる業務の手順)の発表会を開きました。資料作りだけではなく、もっといろいろな日常業務のスキルを発表しよう、と。まずは「自分が何をやりたいのか」を整理するところからスタートしました。おかげで、Claude in Chromeを使ったものなど、いろいろなユースケースを知ることができました。

      福島日産様の取材・研修風景

      研修の現場で聞こえた、受講者の声

      • 「これ、やばいですね!『第n回のアジェンダを作って』と言えば、それで済むじゃないですか」(いつもの作業を、ひと言で呼び出せる形に登録できると知って)
      • 「何を聞けばいいか分からないときでも、聞けばちゃんと教えてくれるんですよ」
      • 「音声入力に切り替えても、ちゃんと文章を拾ってくれる。もう打ち込まなくていいんです」
      • 「本当に短時間で、いろんな資料が作れるんです。ただ怖いのは、作った途端に熱量が冷めること。わかりやすい資料を作って、それを展開することにこそ意味があると感じました」(研修の最終回を終えて)

      研修の概要

      期間2026年7月〜8月(全4回・計12時間)
      受講者経営層を含む14名
      主な内容
      • Claude Codeの基礎と環境づくり
      • セキュリティ(4層セキュリティ統制)
      • 業務の前提知識(コンテキスト)の整備
      • 組織での活用と実践
      研修後組織全体の設定づくりをDAIJOBUが伴走

      資料作りは任せて、人は「どう伝えるか」を考える

      ―― Claude Codeを使い始めて、一番変わったことは何ですか?

      小野様:現状を可視化する仕事、つまり資料を作って、説明して、社内に浸透させるところが大きく変わりました。資料作成の手間は、圧倒的になくなりましたね。もちろん人間のレビューはしますが、資料作成はClaude Codeに任せて、そのうえで「どう伝えるか」を考える時間が増えました。幹部のメンバーは、社内で資料を作る時間が本当に多かったので。

      もう一つは、なんでも相談して、物事を前に進められるようになったことです。壁打ちの相手として、すぐに相談できて、きちんと説明してくれる。本来なら弁護士や社労士に質問したいような場面でも、前もってある程度まで形にできるので、自分の中で理解と意見を持ったうえで、専門家と一緒に進められるようになりました。

      ―― 福島日産さんでは、コネクタ(外部サービスとの接続)やスキル、ルーティン、Claude in Chromeといった基本機能を、Google Workspaceと組み合わせてかなり使いこなされていますよね。金子社長ご自身はいかがですか?

      金子様:Claude in ChromeとClaude Codeを毎日がっつり使っているので、最初に何に感動したのか忘れてしまったくらいです(笑)。これまではChatGPTやFeloなど、いろいろな生成AIを使っていましたが、いまは基本的にClaude Codeに集約されました。

      実は、最初は自信があったんです。生成AIはすでに社内でも使っていたので、余裕だろうと。でも、意外と余裕ではなかった。それまでAIの目的は、資料作成でした。あくまで手段でしかなかったんです。それがClaude Codeでは、コミュニケーションの“前さばき”をしてくれる存在になった。ルーティン(決まった時間に自動で動く仕組み)やClaude in Chromeを使うようになって、生成AIそのものに対する価値観が変わりましたね。

      自転車に乗れるようになった瞬間に、「じゃあ遠くまで行けるよね」という話になりますよね。歩いて行くのか、自転車か、飛行機か、船か。乗り物が変われば、目指せる目的地も変わる。Claude Codeは、まさにそういう存在だと思っています。

      14名が一斉に受講。副社長も「これはやばいですね」

      ―― 受講された皆さんや、社内の反応はいかがでしたか?

      金子様:今回は14名が一気に受講しました。いろいろな人にしっかり使ってもらうと、それぞれのユースケースや使い方が出てきて、とてもおもしろかったですね。そうしたさまざまな傾向と対策を見ながら、社長としては「組織全体でどう使うか」にフォーカスして考えていました。

      小野様:部下に指示を出すように、Claude Codeを使いこなしているメンバーもいます。部下に説明するのと同じように、Claude Codeに指示を出して動かしているんです。副社長も、使ってみて「これはやばいですね」と。もちろん、“めちゃくちゃ使える”という意味です(笑)。

      福島日産様の取材・研修風景

      ―― 金子社長は、ご自身で使い倒しながら、一段上の視点から導入効果をシビアに見られていた印象があります。

      金子様:メンバーに任せながら進めてきましたが、正直、予想以上によかったですね。当社は会議が多く、資料作りが間に合わないことがよくありました。それがなくなったのは大きいです。

      一方で、まだチャットと同じような使い方にとどまっているメンバーもいます。AIエージェントとしてどこまで活用できているかには、まだ差がありますね。

      次は管理会計と、投資判断の“前さばき”へ

      ―― 今後、Claude Codeでやってみたいことを教えてください。

      金子様:グループ会社の管理会計を効率化したいと考えています。事業計画に対する外的要因の影響や、新規事業の予実管理など、ここはもっと全然変わると思っています。会社としての戦略的な投資判断も、Claude Codeで複数の計画を管理していく。かなりレイヤーの高い部分にも、Claude Codeを使っていくつもりです。

      ―― 投資計画のシミュレーションや、計画からずれたときのアラートなど、意思決定の“前さばき”ができると大きいですね。

      金子様:投資の判断はかなり時間がかかりますし、複数のステークホルダーが絡みます。だからこそ、早めに処理しておきたいんです。そのためにも、もっと全員にClaude Codeを使ってほしいですね!

      本業のほうでも、データはかなりの量があります。それをどう活用するかまで持っていきたいですし、現場の暗黙知を形式知にしていくことにも取り組みたい。Geminiだけでは厳しかったことも、Claude Codeならチャレンジできそうだと感じています。

      結局、大事なのは指示出しなんです。マネージャー陣には、もっともっと使っていってほしいと思っています。

      ―― 小野さんはいかがですか?

      小野様:いまはまず自分のために使っていますが、これがゴールではないと思っています。次は周りに浸透させて、部内の仕事をClaude Codeで効率化し、時間を生み出したり、動きやすくしたりすることにつなげていきたい。組織にどう浸透させていけるかが、次のステップですね。

      「どんな会社にも紹介できる」。まずはトップが徹底的に使うこと

      ―― 最後に、実際に研修を受けた立場から、DAIJOBUの研修はどのような会社におすすめだと思いますか?

      金子様:正直、どんな会社にも紹介できると思います。当社のグループには農業に関わる会社もありますが、そこでも使えそうなくらいです。職種も問わないはずですし、天候などの外的要因で状況が変わりやすい一次産業にも合うのではないでしょうか。

      ―― 社内では、どんな方から使い始めるのがよいと思いますか?

      金子様:まずは、トップ層がしっかり使うことです。とにかく徹底的に使うのが大事。あとは、やりたいことがある人ですね。まず自分で使っていくと、「誰に、どう使ってもらおうか」の解像度が上がっていきます。

      何より、Claude Codeは楽しいですよ。キャリアの前提そのものが変わるんじゃないかと感じています。

      ―― 本日はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!

      取材後記

      初回の打ち合わせで、金子社長は「やばいと思いながらも使っちゃってる」と話していました。それから約3か月。いま福島日産グループで聞こえてくる「やばい」は、「めちゃくちゃ使える」という意味に変わっています。

      インタビューを終えて解散したあと、金子社長はノートPCを開いたまま、次の場所へと移動されていきました。その姿に、Claude Codeへのハマりっぷりを感じずにはいられませんでした(笑)。

      \ 今回インタビューさせて頂いた会社 /

      福島日産自動車株式会社

       様

      1938年設立。福島県内で日産車の新車・中古車販売、整備、部品・用品販売、自動車リース、レンタカー、保険代理業務などを展開。県内に新車店舗42店・中古車店舗7店を構え、従業員数は610名(2026年4月現在)。

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            (全4回)/
            研修後の伴走支援

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